ELEMOsは12月24日に、同社初となる歩行領域モビリティ「たのシーモ」の販売を、同社の公式オンラインショップにて開始した。価格は、10Ahのバッテリー付属モデルが47万8000円、20Ahのバッテリー付属モデルが51万8000円。


●操作のしやすさ・安心感・日常使いを重視
 「たのシーモ」は、年代を問わず足が不自由な人、歩行が困難な人に向けた歩行領域モビリティで、電動車いすを検討している人の選択肢にもなるよう、操作のしやすさ・安心感・日常使いを重視した。また、名称には歩行領域モビリティを使うことを前向きに捉えて、「楽しもう」という気持ちが込められている。
 最高速度は時速約6kmの歩行領域設計で、屋外利用を中心に屋内での使用も想定する。航続距離は約30kmで、取り外し可能な大容量バッテリーを採用した。さらに、最小回転半径80cmの小回り性能と自動ホールド機能によって、狭い場所や坂道での不安を軽減している。
 坂道での停車時も、指を離すだけで自動的にブレーキがかかる自動ホールド機能を標準で備えているので、車体が不意に動くことを防いでくれる。
 そのほか、座席下には15Lの積載力を誇るカゴスペースを用意しているため、買い物や外出時の荷物をしっかり収納できる。
 本体は、歩行領域モビリティにありがちな、いかにも福祉機器という印象を払拭すべく、日常の外出に自然と溶け込むスタイリッシュで洗練されたデザインを採用している。

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