不動産、債券など現実世界の資産をトークン化する「RWA」が、暗号資産(仮想通貨)業界の新しい“キラーアプリ”になるという見通しが出た。
ポリゴンラボ(Polygon Labs)の機関投資家向けグローバル責任者のコリン・バトラー(Colin Butler)は、「RWAが機関投資家の決済コストを大幅に削減しており、伝統金融機関ももはやRWAを無視することができない」とし、「暗号資産業界のキラーアプリになる可能性がある」と明らかにした。
また、RWA市場規模が30兆ドル(約42837兆円)まで成長するという見通しを出した。
ただし、これはこれまで出てきた見通しの中で規模が非常に大きい方だ。先にリアル・ビジョンのアナリスト、ジェイミー・クーツは、2030年のRWA市場規模が1兆3000億ドル(約1856兆円)水準になると予想したことがある。

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