米SEC、ポルカドットETF承認決定6月に延期…70の暗号資産ファンドも待機中

米国証券取引委員会(SEC)がポルカドット(DOT)ベースの上場インデックスファンド(ETF)の承認決定を延期した。これは現在、規制承認を待っている約70の暗号資産（仮想通貨）関連ETFの一つだ。


SECは24日(現地時間)に公開した書類で、グレイスケール(Grayscale)が提出した「Polkadot Trust」ETFに対する最終承認決定を6月11日まで延期したと明らかにした。これは、ナスダックが当該ETFの上場を申請した2月24日から約4ヶ月後のことである。

これにより、グレイスケールのETF申請は、現在SECの決定を待っている数十の暗号通貨ETFの一つに加わることになった。ブルームバーグ・インテリジェンス(Bloomberg Intelligence)によると、これらのETFは、アルトコイン、ミームコイン、暗号資産関連デリバティブなどをベースにしており、全体で約70個に達する。

ブルームバーグのアナリスト、Eric Balchunasは21日、Xプラットフォームを通じて「XRP、ライトコイン、ソラナからペンギン、ドージコイン、2xメラニアETFまで様々な商品が待機中」とし、資産運用会社が競争的にETF発売を試みていると伝えた。スイスの21シェアーズ(21Shares)も別途、ポルカドットETF上場のための承認を待っている状況だ。

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