
ビットコインが13万~15万ドルのラインを突破すれば、売り圧力はほとんどなくなるという見通しが出た。
ビットワイズ(Bitwise)のCEOハンター・ホースリー(Hunter Horsley)はXに掲載した文章で「ビットコインが一定価格帯を超えれば、誰も売らないだろう」と明らかにした。
彼は「ビットコインが13万ドルから15万ドルを超えると、誰も自分のビットコインを売ろうとしないだろう」とし、現在の売りは過去の低価格で購入した長期保有者が利益実現をする過程だと分析した。
現在、ビットコインの価格は10万8000ドル水準で、5月22日に記録した史上最高値11万1970ドルから約3970ドル程度低い水準だ。
ホスリーは「10万ドル水準では、過去にビットコインを低価格で大量に購入した個人が一部を売却している」とし、「しかし、このような売却勢力は、新たな高値を突破すれば自然に収まるだろう」と強調した。
ホズリーは、長期保有者が今後もビットコインを直接売却せず、ローンなど様々な金融手段を通じて流動性を確保するだろうと予想した。
彼は「人々が現金が必要な時は、ローンを通じて資金を調達するだろう。 ローン市場は成長し続けている」とし、「ビットコインを売却せずに資金を活用できる選択肢が増えるにつれて、供給はさらに減少するだろう」と付け加えた。
仮想通貨分析プラットフォームBitboによると、155日以上ビットコインを保有している長期保有者の平均購入価格は3万4414ドルで、彼らの現在の収益率は約215%に達する。