ビットコイン、10万3000ドルまで急落…イスラエルのイラン空爆が影響か

イスラエルがイランを空爆したというニュースにリスク資産に対する投資心理が急激に冷え込み、ビットコインが10万3000ドルまで暴落した。

13日午後1時45分、コインマーケットキャップでビットコインは、前日同時間より2.87%下がった10万4511ドルで取引されている。
同日午前には10万3053ドル(約1481万円)まで下落した。前日10万9000ドル台で取引されていたことを考慮すると、大幅な下落だ。

これは、イスラエルがイランの首都テヘランを空爆したというニュースによるものと見られる。国際情勢の不確実性が高まり、リスク資産である仮想資産に対する投資心理が萎縮した。

イスラエル空軍は13日(現地時間)、イラン全域の核プログラム、軍事関連施設数十ヵ所を攻撃した明らかにした。イスラエル国防軍(IDF)は「イランが数日以内に核爆弾を複数個製造するだけの濃縮ウランを保有している」とし、「差し迫った脅威に対応する必要があった」と述べた。

空爆が行われた直後、イスラエルのカッツ国防相は特別非常事態を宣言した状況だ。
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