
中東の緊張緩和で米株式市場が一斉に上昇すると、暗号資産(仮想通貨)も一斉に上昇している。特に、リップルが最も高い上昇率を示した。
17日午前9時30分現在、サイトコインマーケットキャップでビットコインは、24時間前より1.26%上昇した10万6854ドル(約1547万円)を記録している。
同時刻、時価総額2位のイーサリアムは5.80%急騰した2658ドルで取引された後、上昇分を一部戻し、2571ドルで取引されている。
時価総額4位のリップルは3.38%上昇した2.23ドルを記録している。この日、リップルは最高2.34ドル、最低2.15ドルの間で取引されている。リップルの上昇幅が最も大きいこと。
これは、この日からカナダでリップル現物上場指数ファンド(ETF)の取引が始まったというニュースによるものとみられる。
これだけでなく、ウォール街の有力投資銀行であるモルガン・スタンレーが暗号資産プラットフォームを発売したというニュースも暗号資産全体のラリーに一役買っている。これは、ウォール街の伝統的な投資銀行も暗号資産を積極的に受け入れていることを示している。
一方、米株式市場は中東の緊張緩和期待で一斉に上昇した。
この日、ニューヨーク市場でダウは0.75%、S&P500は0.94%、ナスダックは1.52%それぞれ上昇した。これは、イランがこれ以上の拡大を望まないというニュースによるものと分析される。
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