ビットコイン・ソラナ、「カップアンドハンドル」パターン突破でそれぞれ23万ドル・4390ドル予想

ビットコインとソラナが月次チャートで「カップアンドハンドル(cup and handle)」パターンを完成すれば、両資産とも天文学的な上昇を見せる可能性があるという分析が出た。

ビットコイン(BTC)とソラナ(SOL)が技術的に強気シグナルとして知られるカップアンドハンドルパターンを形成中であり、これを成功裏に終える場合、それぞれ23万ドルと4390ドルまで上昇する可能性があるという予測が提起された。


ソラナの場合、現在の価格に対して約2800%の上昇が必要だ。現在、SOL/USDは約150ドル線で取引されており、2025年1月に記録した史上最高値は294ドルだった。

一方、ビットコインはカップアンドハンドルパターンの上部を突破し、2021年の高値を超える拡大傾向を示しており、目標価格は約23万ドルに設定されている。これは、現在の価格から約115%の上昇余地があることを意味する。

今回の分析は、暗号通貨アナリストであり、Xの人気コンテンツ制作者であるトレーダー・アラン(Trader Alan)が公開したもので、彼は「ビットコインとソラナの月間チャートでカップアンドハンドルパターンが進行中」とし、「現在SOLはBTCの流れを模倣しようとしている」と説明した。

カップアンドハンドルパターンは、価格が過去の高値まで戻った後、一時的な調整を経て再び強く上昇する典型的な強気パターンだ。アラン氏は「ビットコインはハンドル区間を突破したが、ソラナはまだ突破を待っている」とし、「このパターンが完成すれば、BTCは23万ドル、SOLは4390ドルまで達する可能性がある」と明らかにした。

しかし、ビットコインの時価総額シェアが上昇し続けているため、アルトコインの上昇余力には制約が生じている。現在、BTCの市場シェアは65%を超えており、2021年初頭以来の最高値を記録している。一般的に、ビットコインのシェアが70%に達した時点でアルトコインの強気相場が始まる傾向があるが、一部の専門家は、今回のサイクルでは70%に達する必要はないかもしれないと考えている。

先に別の有名アナリストであるRekt Capitalも「今回のサイクルでは70%に到達しなくてもアルトシーズンが始まる可能性がある」と言及したことがある。
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