メキシコのホテル・リゾート開発に重点を置いたナスダック上場不動産企業「ムラノ・グローバル・インベストメンツ(MRNO)」が本格的なビットコイン財務戦略を宣言し、暗号資産(仮想通貨)市場に参入した。
7日(現地時間)、MRNOは声明を通じ、「21BTCを購入し、追加ビットコイン購入のために5億ドル規模の株式買収契約をヨークビル(Yorkville)と締結した」と明らかにした。
MRNOの創設者兼CEOであるElias Sacalは、「ビットコインは長期的な成長の可能性を提供するだけでなく、インフレとシステムリスクに対する会計上の防御手段であり、企業の財務基盤を強化するための革新的な資産である」と述べた
また、既存の不動産開発やホスピタリティー事業を維持しながら、運営キャッシュフローや不動産資産、資本市場へのアクセスなどを活用してビットコインを購入すると説明した。これは、不動産プロジェクトに長期的に縛られている資本をビットコインで流動化し、資本効率を向上させるという戦略である。
続けて、ストラテジー(Strategy)が主導する「Bitcoin for Corporations(Bitcoin for Corporations)」連合にも加入し、ビットコインの企業採用拡大を支持すると明らかにした。

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