ブラックロックの現物ビットコインETF「IBIT」資産70万BTC突破

ブラックロック(BlackRock)が米国内の現物ビットコイン上場インデックスファンド(ETF)の全資産(約125万BTC)の約56％に相当する規模を運用し、競合ファンドを大きくリードして市場をリードしている。

8日(現地時間)、ザブロックはブラックロックの現物ビットコインETFであるアイシェアーズ・ビットコイン・トラスト(iShares Bitcoin Trust-IBIT)が発売18ヶ月ぶりに運用資産(AUM)が70万BTC(約760億ドル)を超えたと報じた。


IBITは2024年1月の発売以来、着実に資産を増やしており、7月3日時点で69万8919BTCを保有していた。独立記念日休暇直後の7月7日、約1510BTCの純流入が加わり、70万BTC突破を公式化した。NovaDius Wealth Management（NovaDius Wealth Management）のNate Geraci社長は、「18ヶ月で70万BTCを集めたのは、本当に素晴らしいことだ」と評価した。

ブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)は、「IBITはブラックロックが運用する1197のファンドの中で収益3位にランクインし、現在90億ドル差で1位にも近い」と伝えた。

IBITは、かつて高い手数料と転換問題で市場シェアが揺らいだグレイスケール(Grayscale)のGBTCファンドを1年前に追い抜いた後、独歩的な地位を維持している。ファンド間の競争では、フィデリティ(Fidelity)のFBTCが20万BTC以上で2位を占めており、GBTCは転換後、ビットコイン保有量が約70％減少し、18万4000BTCに減少した。
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