SUI、逆ヘッドアンドショルダー突破で強気を確認…目標株価は3.89ドル

アルトコイン「SUI（スイ）」が、強気のテクニカルパターンである逆ヘッドアンドショルダーを完成し、3.89ドルまでの追加上昇の可能性が開かれた。

9日（現地時間）、SUIが20日指数移動平均線（EMA、2.92ドル）から強く反発し、10日には50日単純移動平均線（SMA、3.08ドル）を突破した。
これは技術的に中期的な上昇トレンド転換のシグナルと解釈される。

10日、ビットコインが史上最高値を更新したことで、市場全般にポジティブな雰囲気が広がり、SUIは1日の間に11.3％急騰し、3.41ドルまで上昇した。

現在、20日EMAが上向きの曲線を描いており、RSI（相対強度指数）は強気圏に入り、買いが強化されたことを示している。もしSUIが50日SMA上に定着することに成功すれば、短期的に3.55ドルまで上昇する可能性がある。

ただし、この上昇の流れが折れて20日EMAを下回った場合、依然として売りが有効であるというシグナルとして解釈することができる。この場合、価格は2.64ドル、その後2.29ドルまで調整される可能性がある。

技術的な観点から見ると、3.08ドル突破は逆ヘッドアンドショルダーパターンのネックラインを上方突破したものであり、これは本格的な上昇ラリーの始まりを告げるシグナルだ。現在の移動平均線の傾きも買い手に有利だが、RSIが買われ過ぎの圏内に入った点は、短期的な調整の可能性を示唆している。

重要な下方支持線はネックライン（3.08ドル）である。この価格帯でリバウンドが現れた場合、SUIは再び3.50ドル、そしてパターン目標値である3.89ドルまで上昇する可能性がある。

しかし、この強気の見通しは、価格が再び移動平均線を下回ると無効になる。その場合、SUIは2.80ドル、さらには2.60ドルまで下落する可能性がある。


SUIは現在、決定的な技術的転換点に立っており、ネックラインを支持するかどうかが中長期的な流れを左右する鍵となるとコインテレグラフは伝えた。
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