米トランプ政権、退職年金口座「401k」での暗号資産投資を許可…コインベースの株価が3%急騰

ドナルド・トランプ米大統領が米国の退職年金口座「401k」が暗号資産に投資できる行政命令に署名したため、米国最大の取引所であるコインベースの株価が約3%急騰した。

7日(現地時間)、ニューヨーク株式市場でコインベースは通常取引を2.37%上昇で終了した後、トランプが行政命令に署名したというニュースが伝わると、時間外取引で0.81%上昇、この日だけで3%以上急騰している。


この日、トランプは401kがビットコインなどの暗号資産のような代替資産に投資できるようにする行政命令に署名した。

401kは米国の退職者向け年金基金で、米国国税庁(IRS)の規定401k条項に定義されているため、401kと呼ばれている。

これまで401kは、ビットコインなどの暗号資産への投資が禁止されていた。

しかしトランプは、9兆ドルに上る退職市場を暗号資産投資家に開放した。専門家たちは、これがアメリカ人の貯蓄方法に根本的な変化をもたらすだろうと指摘している。

これを受けて、暗号資産もリップルが9%ほど急騰するなど、一斉に上昇している。

暗号資産が上昇すると、関連銘柄もすべて上昇している。
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