「最近の弱気相場は『ベアトラップ』…来年1月に反発する可能性がある」
ビットコインの価格が年末も弱気相場の流れを続けている。ただし、過去の年末調整以降、反発の流れとマクロ経済の環境、規制環境の改善などを考慮すると、来年1月に価格が反発する可能性も提起されている。
31日午後2時50分、ビッサム基準の韓国国内におけるビットコイン価格は、前日より0.32%下落した1億2861万2000ウォン(約1395万円)となっている。
同じ時間において、コインマーケットキャップ基準の海外ビットコイン価格は前日の同じ時間より1.48%上昇した8万8396ドル(約1384万円)となっている。ことし最後の日もビットコインは8万8000~8万9000ドル(約1378万~1393万円)の区間で明確な方向性を見つけられないまま弱気相場を続けている。
「コインテレグラフ」によると30日(現地時間)、仮想通貨アナリストのジェームズ·ブル氏は、「最近のビットコインの下落は、『クリスマスベアトラップ(資産の価格が下落トレンドに入るという誤解を招く市場シグナル)』である可能性がある」とし「この4年間の流れのように、来年1月に本格的に反発する可能性がある」と述べた。
同氏は「ビットコインは昨年12月末にも8.5%急落したが、1月1日から5日間で12.5%反発した」と説明した。
グレイスケールリサーチ総括のザック·パンドル氏は、ビットコイン市場の中心動力としてマクロ経済の環境を挙げた。
同氏は「政府の負債増加と財政赤字の拡大、法定貨幣の価値下落に対する恐れが大きくなり、投資家らが伝統資産を越えて新しい投資先を探している」と分析した。
また、「ビットコインも価値保存手段の代案として認識されて需要によって価格が形成されている」とし「マクロ的不均衡が短期間に解消される可能性は小さく、ビットコインに対する需要は当分続く可能性が高い」と説明した。
続けて、「仮想通貨事業を巡る規制環境も相当部分改善された」とし「これもやはり市場に中長期的に肯定的な影響を与える」と付け加えた。

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