クジラがバイナンスに「BTC·ETH移動」の動きをキャッチ···買い気配かはまだ未確認
最近、大型投資家らの取引所入金が増えたが、これを受け入れる新規買い取り資金はまだ市場に出回っていないという分析が出てきた。
「コインテレグラフ」によると5日(現地時間)、大型仮想通貨保有者らが最近、バイナンス(Binance)にトークンを大挙して移動させていることが分かった。
オンチェーン分析業者クリプトオンチェーン(Crypto Onchain)は4日、クリプトクエント(Crypto Quant)に伝達した報告書で、「この1週間、いわゆる『クジラ』がビットコインとイーサリアムをほぼ同じ規模に分けて、計24億ドル(約3763億円)相当をバイナンスに入金した」と明らかにした。これは最近1カ月間において、バイナンス基準で最大の純流入規模となる。しかし、クリプトオンチェーンは「決定的に買い取りのパワーが見えない」と指摘した。
報告書によると、危険資産の入金が急増したにもかかわらず、新しい買い取り資金の流入は伴わなかった。同期間におけるステーブルコインの純流入は4200万ドル(約66億円)水準で事実上停滞しており、これさえも大部分はイーサリアムとトロン・ブロックチェーン間のトークン移動によるものだった。
クリプトオンチェーンは、「大規模仮想通貨が個人ウォレットから取引所に移動する現象は、一般的に売り準備だったり、派生商品市場で担保として活用するための動きを意味する」と説明した。
これに先立ち、クリプトオンチェーンは「ビットコイン蓄積の流れが昨年10月以降停滞したという点で、潜在的に劣勢の信号をキャッチした」と明らかにしている。ビットコインの蓄積が鈍化する間、バイナンスに流入する平均入金規模は、むしろ増加したという分析だ。
実際にバイナンスに入ってくる平均取引規模は、従来の約8~10BTCの水準から、最大22~26BTCまで急増した。これはクジラが相当な物量を一度に取引所に移していることを示唆する。反面、取引所から引き出される出金の流れを見ると、平均出金取引規模は急激に減った。
これについて、クリプトオンチェーンは「大型保有者の大規模蓄積と、ビットコインをコールドウォレットに移す動きが大きく減少したという意味」と説明した。続けて、「このような指標は売り圧力が大きくなっており、主要参加者の間で長期保有に対する選好が弱化しているという明確な警告の信号」と付け加えた。これは短期から中期的に、価格上昇に相当な負担要因として作用する可能性があるという分析だ。

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