ポリマーケット、予測市場APIスタートアップのドームを買収··· 2番目の公式M&A事例
ポリマーケット、予測市場APIスタートアップのドームを買収··· 2番目の公式M&A事例

オンチェーン予測市場プラットフォームのポリマーケット(Polymarket)は19日(現地時間)、新興スタートアップ企業のドーム(Dome)を買収したと、「ザ・ブロック」が伝えた。買収金額は公表されていない。


ドームは2025年の秋にYコンビネーター(Y Combinator)のバッチプログラムに参加したスタートアップで、予測市場専用の統合APIを提供している。このAPIを通じて、開発者はポリマーケットをはじめ、カルシ(Kalshi)など多様な予測市場プラットフォームと連動するアプリケーション、トレーディングボット、ダッシュボード、分析ツールなどを構築することができる。複数のプラットフォームを併せ持つインフラを提供するという点が、主な競争力として評価されている。

ドームはYコンビネーターから50万ドル(約7769万円)の投資を受け、その後に470万ドル(約7億3029万円)規模のシードラウンドを追加で誘致した。共同創業者のクナル・ロイ(Kunal Roy)氏は、ブロックチェーンインフラ企業アルケミー(Alchemy)の創設エンジニア出身であり、もう一人の共同創業者であるクルシュ・ドゥバシ(Kurush Dubash)氏もアルケミーの創設エンジニアとして知られている。ドームはXを通じて、「世界最大の予測市場にスピード、安定性、開発者経験中心の能力を結集することになり期待される」と明らかにした。

今回のドームの買収は、単なる機能拡張を超えて、開発者の生態系支配力を強化しようとする戦略的な動きと解釈されている。予測市場間の相互運用性を高めるインフラを確保することで、プラットフォーム中心のネットワーク効果をさらに堅固にする意図が見えると、「ザ・ブロック」は伝えた。
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