そのAKB48は、6月8日の総選挙開票イベント翌日に収録されたテレビ番組『HEY!HEY!HEY! 電撃復活2013 ダウンタウンがやらなきゃ誰がやる! SP』(フジテレビ系/7月1日19時~放送)に出演し、今回の選挙結果について本音を語った。
“元センター”で今回2位の大島優子は、「脱ぎたかった」とフリップに書き、「昨日はライブから始まって総選挙やってたんですけど、実は衣装の下に勝負水着を仕込んでたんです」と明かし、他のメンバーたちを驚かせた。その狙いについて大島は、「お祭り騒ぎになればいいかなと。お祭りといったら水着というような意気込みがあって、テンション上がったら脱ぐっていう」と、当日実際に水着姿になるつもりもあったと語った。
また、開票イベントで卒業を発表した篠田麻里子は、「迷った」とフリップに書き、「昨日卒業発表したんですけど、ファンの方が“マリココール”みたいな、会場7万人が“マリコ”“マリコ”って言ってくれて、そのなんか声援に、一瞬『ウソだよ』って言いかけたんですよ。一瞬迷ったんですけど、やっぱり決めたことだから」と語り、当日まで卒業に迷いがあった心境を明かした。
続けて、卒業後のソローデビューの可能性について聞かれた篠田は、「全然歌ができないので、ソロデビューは全然。AKBを8年間やってきて、自分の中で悔いはないかなって。自分でやりたいことが見つかったんで」と否定した。
このほかにも総選挙3位となった渡辺麻友は「心配」とフリップに書き、「やっぱりAKB48はアイドルグループなので、アイドルらしくて元気でかわいい曲を歌いたいじゃないですか。だがしかし、サッシー(指原の愛称)がセンターなので、ちょっと変な曲が来るんじゃないかな」と、今後の方向性に心配な様子を見せた。篠田も、指原が初センターを務める次の新曲について「この曲が(篠田の)最後だと思うと、ちょっとなんか……」と本音を漏らした。これを受け指原は、「良い曲、秋元さんに頼みたいと思います」と返し、笑いを誘った。
今後はライブやミュージックビデオなどでセンターポジションに立つことになる指原は、先日6月11日21時~放送の『火曜曲!』(TBS系)内でテレビでは初めてセンターに立ち、緊張のあまり笑顔になれず、自身がセンターに立った新フォーメーションを見て、「画(え)が地味」などとコメントしていた。そして同番組内では、“センターの心得”について、大島が指原にアドバイスをする場面も見られた。
今回の総選挙では、昨年1位の大島が2位となり、初の1位となった指原(昨年4位)に破れるほか、昨年と同じ5位にランクインした篠田がAKB48からの卒業を発表するなど、多くのサプライズが起こった。
篠田以外にも、今回の総選挙を契機に、主力メンバーだった板野友美、秋元才加が卒業することがすでに発表されており、篠田は7月22日、板野は8月27日、秋元は同28日にそれぞれ、本拠地・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行う予定になっている。
(文=編集部)