「週刊文春デジタル」は4日、人気バンド「いきものがかり」のギタリスト、山下穂尊が同時に複数の女性と交際したり、初対面の女性を“お持ち帰り”するなど乱れた私生活を送っていると報じた。

 いきものがかりといえば、男女3人組で、ストレートに心に響くヒット曲が多く、さらには3人のキャラクターも加わり“ピュアなイメージ”が強いこともあり、曲がNHK朝ドラの主題歌に選ばれたり『NHK紅白歌合戦』の常連組としても知られている。

だが「文春」記事によれば山下は、交際女性に対して『NHKが俺らのこと好きだから、(仕事は)無くならないですわ』などとLINEで送信していたという。

 今回の報道を受けてインターネット上では、いきものがかりのファンと思われる人々から次のような悲鳴が上がっている。

「この記事、嘘ですよね!?否定してください!」

「これが実話ならショック」

「すっかり変わってしまったね・・・」

「いきものがかり山下さんやらかしてしまったようだけど曲に罪はないので月とあたしと冷蔵庫は名曲」

「もう一回放牧しませんか?」

「これを期に路線変更してほしい。(略)いつからか毒にも薬にもならないNHK御用達ソングばかりやるようになった」

「売れたグループによくいる勘違い野郎ですね 吉岡さんと水野さんで十分ですので、さようなら~」

 ファンは動揺を隠しきれないようだが、今後のいきものがかりの活動について、音楽業界関係者は次のように語る。

「いきものがかりは一昨年に突然、活動休止を発表して、昨年11月に再開したばかりでしたが、世間に対してかたちだけでも“けじめ”を見せるためにも、山下をクビにして再び1年くらい活動休止に入るなど、思い切った手段に出たほうが良いという意見も聞こえてきます。

 現在アルバム制作などの予定があるのかはわかりませんが、ちょうど5月にライブツアーが終わったばかりですし、活動休止中に楽曲制作だっていくらでもできる。そもそも主要なヒット曲のほとんどはギターの水野(良樹)が作曲したもので、山下が抜けてもバンドを継続させていくことは、できないことはないでしょう。そのほうが、ボーカルの吉岡(聖恵)と水野、さらには(所属レコード)レーベルにとっても得策だと思います。2人になって再出発となれば、ファンも許すでしょう」

 当サイトは、7月5日付記事『乱倫報道「いきものがかり」メンバー、“NHK小バカ”発言が致命的…新疑惑も続報か』で、今回の報道が今後のいきものがかりの活動に与える影響について報じていたが、今回、改めて同記事を再掲する。

---以下、再掲---

 人気ミュージシャンに、ただならぬスキャンダルが浮上した――。

「週刊文春デジタル」は4日、人気バンド「いきものがかり」のギタリスト、山下穂尊が同時に複数の女性と交際したり、初対面の女性を“お持ち帰り”するなど乱れた性生活を送っていると報じた。

 その山下のモラルの乱れた女遊びぶりは「文春」記事をご覧いただきたいが、いきものがかりといえば、先月に週刊誌「実話ナックルズ」(大洋図書)が公式Twitter上で「3人組の超人気バンドメンバーが、(略)事情聴取、または逮捕との情報が あの名曲はどうなってしまうのか…詳細な情報がはいりしだいまたお伝えします!」と投稿して以降、インターネット上ではこのバンドがいきものがかりではないかという声が多数上がっていた。

 いきものがかりのライブに行ったことがあるというファンは語る。

「とにかくいきものがかりは、本当に曲がいい。なかでもアルバム『NEWTRAL』はマイベストです。いきものがかりというとバラード的な曲のイメージが強いかもしれませんが、もちろん『歩いていこう』『会いにいくよ』『愛言葉』『ノスタルジア』『YELL』などじんわりと心に染みる曲も多いですが、『じょいふる』『Sweet! Sweet! Music!』『気まぐれロマンティック』などノリのいい曲も多い。特にライブではその両方が楽しめるので、泣いたり盛り上がったりと本当に最高なんですよ。それだけに今回の報道は“まさか”という印象です」

 そんな根強いファンを多数抱えるいきものがかりのスキャンダルは、なぜ出てしまったのだろうか。

「5~6月頃から一部の週刊誌が山下のスキャンダルに関する情報をつかみ、動いていたようです。当初は山下が何か犯罪性のある行為を行っているのではないかとにらみ、取材を進めていたようですが、結局そこまでの証言や証拠は出てこなかったということではないでしょうか。ただ、記事によれば山下はかなりの“入れ食い状態”だったようなので、今後『無理やり関係を持たされた』などという新たな証言が出てきて、ただのスキャンダルでは終わらないのではないかという情報もあり、後追い取材している媒体もあるようです。まだまだ新たな続報で出てくる勢いです」(週刊誌記者)

絶えない人気バンドメンバーのスキャンダル

 気になるのは今後のいきものがかりの活動への影響だが、テレビ局関係者は語る。

「今回の『文春』報道で女遊びの部分以上にいきものがかりにとってダメージになるのは、素行の悪さが仕事に悪影響を与えかねない懸念を指摘した交際女性に対し、山下が『NHKが俺らのこと好きだから、無くならないですわ』などと発言していることがバレた点でしょう。

 たしかにいきものがかりの曲はNHK朝ドラの主題歌に選ばれたり、『紅白歌合戦』の常連組でもあり、“NHKのお気に入り”であることは事実です。

それも曲や彼らのキャラクターのイメージが健全で、万人受けするからですが、この発言で一気にイメージはダダ落ちで、ファン離れは避けられません。いきものがかりのファンは誰も“汚れたいきものがかり”なんて見たくないでしょうからね。さすがに今年の『紅白』は絶望的ですが、バンド存続のためには山下をクビにするくらいの覚悟が必要だと思います」

 人気バンドメンバーの女性スキャンダルといえば、ここ数年だけみても、「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音とベッキーの不倫に始まり、「Hi-STANDARD(ハイ・スタンダード)」の横山健とマギーの不倫、そして現在人気急上昇中のback numberの清水依与吏の二股交際など、報道が尽きない。音楽業界関係者は語る。

「以前、ある有名なミュージシャンがラジオで『ミュージシャンになるヤツなんて、クズばっかり。もし俺の娘がミュージシャンと結婚したいと言ってきたら、絶対に許さない』と言っていましたが、特にロックバンドがヒドいという印象です。売れる前にファンに手を出したり、二股、三股交際なんて当たり前。売れた途端に、それまで支えてくれた妻やカノジョを裏切って不倫するのは、もやは常識ですよ」(2018年12月2日付当サイト記事『「超ダサい」…back number清水に二股交際疑惑 売れると浮気する人気ミュージシャンたち』より)

 いきものがかりのメンバーたちは今、“生きた心地”がしないだろう。

(文=編集部)

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