映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』公開初日の7月19日、劇場では舞台挨拶が行われ、主演の窪田正孝をはじめ山本舞香、新田真剣佑などが登壇した。山本は今作でヒロイン・トーカこと霧嶋董香役を演じているのだが、1作目ではこの役は清水富美加が演じていた役で、2作目では代打で山本が演じている。
山本といえば昨年から一気にテレビなどでも露出が増え、最近では人気番組『王様のブランチ』(TBS系)でもレギュラーを務めるなどして、女優以外の仕事もそつなくこなしているが、彼女の人気を高めたのはマツコ・デラックスだった。
昨年8月に山本が『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演した際、マツコは山本を「ほぼ、その辺を歩いてるヤンキーと構造は変わらない。中身は、ほぼその辺を歩いてるヤンキー。もちろん側(外見)は綺麗だけどね」と性格を明かすも、「自分をつくらない」と絶賛。その後も他の番組で共演をし、仲の良さを感じさせる。CMの仕事も増えているが、マツコの“後押し”がなければここまでブレイクはしなかったかもしれない。
「山本は“業界人気”も高いのは確かです。好みがはっきりしているので、一緒に仕事をするスタッフはやりやすい。背が低いので衣装選びに困ることもありますが、ヴィジュアルは200点なので何を着ても映えますね」(スタイリスト)
そんな山本だが、過去には何度も芸能界をやめたいと所属事務所の社長に申し出ていたという。7月16日付朝日新聞DIGITALインタビュー記事では自身の10代の頃を振り返り、「あの頃は、それを束縛や監視のように感じて、気に入らないことを言われると『もういい!』って反発してしまいました。社長にも何回「やめたい」と言って不安にさせたかわかりません」と葛藤があったことを告白している。
だが、実際に世間での人気はそこまで高くないようで――。
「『王様のブランチ』収録中の態度が結構ひどい場面が多々見られ、視聴者からも評判が悪いんですよ(笑)。同世代の女優のなかではトップレベルのルックスなのは認めますが、飽き性なのか落ち着かない様子をみせることが結構あり、スタッフをハラハラさせています。『ブランチ』は元司会者の本仮屋ユイカをはじめ、視聴者人気が低いと簡単に降板させるようなところがある。今のままだと『ブランチ』には長くは起用されないんじゃないでしょうか」(テレビ局関係者)
モデルとしても活躍する山本だが、もう少し“世間から好かれる”ための努力が必要そうだ。
(文=編集部)