タレント・モデルの道端アンジェリカの夫で韓国籍のキム・ジョンヒ容疑者が、恐喝容疑で警視庁組織犯罪対策2課に逮捕された件が波紋を呼んでいる。逮捕容疑は、8月7日、東京・渋谷で道端の知人で会社役員の40代男性の職場に押しかけ、「お前の家族をメチャクチャにしてやる」「嘘をついたら鉛筆で目を刺す」などと脅し、現金35万円を振り込ませたというものだ。
10月5日に、道端は所属事務所の公式サイトで謝罪コメントを発表した。「私が夫の発言の現場に居合わせねばならないような状況を作り出してしまったことに対しても、深く反省しております」「今回の夫の発言は、私が知人の男性と身体を密着させ飲酒していたことを夫が疑い、そのことで夫がお相手の方を責めた結果、なされたものでした」と、自身の行動がきっかけだったことを明かしている。
また、事件後も道端はインスタグラムで投稿を続けており、事件が報道された後にはコメント欄に批判が殺到していた。それについても、「この2ヶ月間、私は誰とも会うこともなく、連絡を取ることもありませんでしたが、その事で皆様に余計な心配を掛けたくない、という一心で、事実と異なるインスタグラムを上げてしまっておりました」と、インスタへの投稿が“虚偽”であったことを告白。さらに、7日までにコメント欄が削除され、さまざまな臆測を呼んでいる。
「自身の不貞まがいの行動が発端であったことを認めたためイメージ急落は避けられず、女性タレントとしては致命的です。一方で、一部報道では被害者の男性は道端の元カレで、事件後には周囲に『ハメられた』と訴えているといい、道端もグルの“美人局”疑惑も浮上しています。道端と被害者の男性が飲んでいたのは夫が経営する会員制バーであると報じられていますが、美人局でないとしたら、なぜそんなバレやすい店で飲んでいたのかも解せない。逮捕された夫が脅し取ったとされる35万円という金額も中途半端ですし、現時点では不可解な点が多すぎる印象です。
また、今やタレントのイメージ戦略を左右するSNSで虚偽投稿を行っていたことも大きなマイナスです。堂々と嘘をついていたことを認めたわけですから、今後は言動に信憑性を持たせるのは難しい。
道端は2017年12月にキム容疑者と結婚し、昨年7月には第1子となる男児が誕生しているが、前述の謝罪文では「今回の件により、夫婦の形が少しずつ変わってきています」「今回の件は、今後の事を考える一つのきっかけと思います」という表現もあり、一部では離婚の可能性も取り沙汰されている。
また、道端といえば、カレン、ジェシカを姉に持つ“道端3姉妹”として知られるが、今回の騒動で姉2人のインスタにも批判コメントが殺到するなど、姉妹に飛び火している。
「姉2人もモデルとして活動しており、特にジェシカは14年12月に高収入で知られるF1レーサーのジェンソン・バトンと結婚し、“セレブ婚”と話題になりました(15年12月に離婚)。そんなジェシカを意識したのか、アンジェリカは15年にバラエティ番組で『(結婚相手の年収は)5000万円は絶対欲しい』『(結婚相手に求める条件は)収入・学歴・身長といった数値的なものが高い人』『お金持っている男性はだいたい優しいです』『お金ない人のほうが本当に性格悪い』などと、お金と男に関する極端な発言を連発。『セレブ気取り』『金に汚いワガママ女』と大炎上しました。ただ、今回の騒動は当時のように笑い話で済まない点が深刻です」(同)
いまだ謎が多い道端の事件は、どのように収束するのだろうか。
(文=編集部)