芸能人のYouTuberデビューが相次いでいる。今度はタレント・熊田曜子がチャンネル開設を宣言したが、動画公開前から賛否両論を招いている。

 熊田は2月11日更新のブログで、「この度 YouTubeを始めることにしました」「2月12日 夜7時に熊田曜子YouTubeチャンネルを開設します。良かったら覗いてみてください」とアピール。可愛らしい動物のキャラクターをあしらったロゴも公開しており、YouTubeチャンネルへのリンクもすでに用意されていた。

 3児の母ながら抜群のスタイルをキープしている熊田だけに、YouTubeへの参入でファンから「ダイエット方法を伝授してほしい!」「子育てに悩む親へのアドバイスをお願いします」と期待の声があがっている。一方で「楽して金を儲けようという狙いが丸わかり」「人気タレントならまだしも、熊田に需要はあるのか」などの否定的な意見も相次いでいる。

 熊田といえば、かつて“ペニーオークション詐欺事件”で宣伝に加担しながら謝罪しなかったため批判が続出した。今回の発表を受けて、「宣伝加担のコツでも教えるのかな?」「いつも小遣い稼ぎに熱心なイメージ」と、騒動を皮肉る声も散見される。

 芸能人のYouTube参入といえば、お笑い芸人・江頭2:50が「エガちゃんねる」を開設したばかり。わずか9日間で登録者数100万人を突破しており、ネット上には「想像以上にファンから愛されていることがわかる」「芸風から嫌われている印象が強かったけれど、人柄で支持を集めたんだろう」といった好意的な反応が多い。

 また女優の川口春奈は1月末に「はーちゃんねる」を開設し、2月9日には実家へ里帰りした際の動画を投稿。食事の準備風景やリビングでくつろぐ姿が映し出され、ファンから「人気女優の“素の表情”を見られるのは嬉しい」「女優なのに全然飾った様子がなくて好感度が上がりました」など高い評価が寄せられている。登録者数もすでに66万人(2月12日時点・以下同)を集めるほどの人気ぶりだ。

 AKB48グループからもYouTuberデビューが相次ぎ、1月には村山彩希岡田奈々・茂木忍・向井地美音が合同で「ゆうなぁもぎおんチャンネル」を開設。続けて柏木由紀も「ゆきりんワールド」を開設したものの、登録者数は前者で約4万4000人、柏木で約7万人と、現役アイドルとしては物足りない数字となっている。

 闇営業問題で実質的に芸能活動休止へと追い込まれた宮迫博之は、YouTube開設から10日で登録者数50万人超えを達成したが、一方で「YouTubeに逃げた」「芸能界にしがみつきたくて必死なの?」と批判の声も目立つ。

 今回、YouTuberデビューを果たす熊田の初回投稿には、どのような評価が下されるのだろうか。

(文=編集部)

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