「局部壊死」――。23日、Twitter上ではそんな異様な言葉がトレンドに入った。
実際はスマートフォン向けゲームアプリ『アークナイツ』でリリースされる新しい章のタイトルだった。同ゲームは2020年1月よりiOS及びAndroid端末で配信されている人気のタワーディフェンス型ゲームで、運営はyostar、開発はHypergryphが担い、中国本土で開発が行われている。中国語簡体字表記でのゲーム名は「明日方舟」。トレンド入りした新章のタイトルは中国本土では簡体字で「局部坏死」、英語では「partial necrosis」と訳されていた。どうやら、原作のニュアンスをできるだけダイレクトに伝えようとして、簡体字を日本語の漢字にそのまま置き換えてリリースした結果、このような反応を生み出したようだ。
中国では格式高い言葉実際、中国ではどのような意味の言葉なのか。東京都内の中国語学学校の女性講師は少し困惑したように話す。
「確かに日本語では、そう解釈されがちですよね。中国本土ではオフィシャルな言葉なのですが。
いずれにせよ、日本人はこの言葉に反応しすぎなのかもしれない。
(文=編集部)