女優・石田ゆり子(50)の“生反論”が注目を集めている。

 石田は19日、自身のインスタグラムを更新。

てるてる坊主とホテルの客室係からのメッセージの画像と共に、「撮影は、まいにち暑さとの戦いです。そしてお天気との戦い。こんな可愛いてるてる坊主がわたしを迎えてくれてまいにちお守りがわりに持ち歩いています」とコメントしたのだが、続けて、自身についてなされた報道について強く否定したものと思しきコメントを出したのだ。

「石田さんは、『とある食事の席がお見合い、と言われてるらしいと聞きました』と切り出し、『あの…ほんとにそういう、根拠のない記事を書くのをやめてください。もう、呆れるしかないです。なんというかもう、言葉もありません』と、自身にまつわる報道に対して、憤りを露わにしたんです。

 これは明らかに、同日15時55分にニュースサイト『NEWSポストセブン』が配信した『石田ゆり子 年下デザイナーと中華料理店で“お見合い”撮』という記事を受けてのもの。8月初旬の夜の中華料理店での『年下のデザイナーとのお見合い疑惑』を報じた内容でした。この記事では、石田さんが後日、そのデザイナーがデザインした帽子をかぶった写真をインスタグラムに投稿したとし、『新たな恋か』と結んでいます。要は石田さんの投稿は、この報道についてみずから強く否定してみせた……というわけです」(芸能ライター)

 この件についてネットでは、「もはやこれは名誉毀損なのでは?」「裏取りをせずに飛ばしの記事を出すのは失礼極まりないよね」と、石田に同情する声が多く上がっている。また、「中華料理屋でお見合いとか、普通に考えてあり得ないでしょ」と、「ポストセブン」の“お見合い説”の信憑性は実際問題かなり低いのではないか、という声も。

 とはいえ一方で、「コロナ禍のなかで会食はどうかと思う」という声や、「こうやって取り上げられることがある意味で人気の秘訣なのでは?」という声も散見されるのだが……。

ジャニーズ所属の元男闘呼組・岡本健一との不倫疑惑で世間を騒がせた過去も

 1987年にデビューした石田は、実妹の石田ひかりとともに、いまや女優として“大御所”といっても過言ではないポジションを獲得。若い読者には、大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年、TBS系)などでの印象しかないかもしれないが、実は昨今は、女優“以外”での活躍も目立っている。

「犬や猫をたくさん飼っていることで有名で、インスタにはその画像がしばしば登場して好評を博しています。また、オリコン年間ランキングの写真集部門で3位を獲得したフォト・エッセイ集『Lily ―日々のカケラ―』(2018年、文藝春秋)や、ファッションフォトブック『LILY’S CLOSET』(2020年、マガジンハウス)も好評で、アラフィフ女性にファンが多い。女優業のみならず、自身のライフスタイルをうまく見せて同性の支持を得ている印象ですね」(芸能プロ関係者)

 一方で、恋多き女としての顔もあわせ持ち、50歳とは思えない美貌と色気も人気の秘訣、と語るのは前出の芸能ライター。

「現在では“落ち着いたしっとり美人”といったイメージの強い石田さんですが、“恋多き女”としての顔も持っています。古いところでは、1993年放送のドラマ『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)で共演した石黒賢とは、ゴールイン間近だったともっぱら。一説では石田の父親の反対が原因で破局したとも報じられています。

 さらには、林真理子原作の大ヒット不倫ドラマ『不機嫌な果実』(1997年、TBS系)で共演した岡本健一とは、実際に不倫関係におちいったとの報道も。岡本健一といえば、ジャニーズ所属のアイドルグループ・男闘呼組の元メンバーで、現在はHey! Say! JUMPのメンバーである岡本圭人の父親。岡本健一は1992年に結婚し、1993年に岡本圭人が生まれていますから、報道が事実なら、幼い息子がいながら……ということになりますね。

 ほかにも、多くの俳優や著名人との噂があり、恋多き女性として知られていることは間違いありません」(前出・芸能ライター)

インスタでの反論は、アラフィフ男性ファンへの“周到なアピール”か

 石田が今回の熱愛報道を公式インスタを使ってまで報道直後にみずから否定してみせたのには、彼女の“ファン層”の存在もあるのではないか、と、この芸能ライターは続ける。

「実は石田さんは、同年代の同性のみならず、同年代の男性ファンも多いんですよ。オヤジ系週刊誌の編集者から、『石田ゆり子ネタは鉄板。ちょっとした過去の振り返り企画なんかでも読者人気が高い。それこそ若い頃は『不機嫌な果実』で不倫妻を演じながら、今もあの美貌なわけで、そういった彼女を若い頃から眺め続けてきたアラフィフ男性からすれば、ついつい目が行ってしまう存在なのかもしれません。

 今回、石田さんが即座に自分のインスタで報道を否定したのは、そうした現在のファンへの“アピール”という側面もあるように思われます」(前出・芸能ライター)

「NEWSポストセブン」報道の真偽はともかく、この報道を信じるに足るような“恋愛遍歴”を彼女が歩んできており、「この報道もまた事実なのでは……?」と考えてしまうアラフィフファンが多いことは、紛れもない事実のようだ。

(文=編集部)

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