4月27日発売の週刊誌「FLASH」(光文社)が女優・武井咲(21)と人気男性ユニットEXILEボーカル・TAKAHIRO(30)の熱愛を報じ、世間を驚かせている。記事によれば、2人は昨年放送された連続テレビドラマ『戦力外捜査官』(日本テレビ系)で共演し、今年3月に放送されたスペシャル版の撮影をきっかけに急接近。

TAKAHIROが武井の自宅マンションに通うなどして、逢瀬を重ねているという。

 TAKAHIROといえば、かねてからタレントで元AKB48・板野友美との交際が報じられていたが、今年1月、“結婚秒読み報道”直後に双方が同時にほぼ同じ内容で交際を否定するコメントを発表し話題を呼んだ。週刊誌記者が語る。

「板野とTAKAHIROの交際は、昨年1月に『フライデー』(講談社)のスクープにより発覚し、同4月には女性誌に焼肉デートをキャッチされるなど、その後もたびたび交際を報じられていました。同9月には、板野がブログにアップした川で遊ぶ写真の中に『TAKAHIROが写っている』とファンの間で話題になりました。板野が写る写真の右端に少しだけ写り込んだ男性の右腕が、タトゥーの入ったTAKAHIROのものだというのですが、少なくとも板野は、2人の親密な関係を公表したくて仕方がないのではないかと受け止められていました。各メディアの芸能記者らの取材によれば、少なくとも昨年秋時点ではまだ交際は続いていたようですが、一部では昨年末に破局したとも報じられています。EXILEの所属事務所LDHのほうが神経質になり、2人の破局を受け事務所としては『否定した』という既成事実をつくっておきたかったのでしょう。板野の所属事務所ホリプロがLDHから強く要請されて、足並みを揃えたといわれています」

 しかし、破局、そして双方事務所が交際否定コメントを出したことについて、「板野の本意ではなかった」と別の週刊誌記者は語る。

「板野はブログで『スタッフより』として交際を否定した直後の1月21日、映画の公開記念イベントに出演。女性リポーターが『ご自分のブログで交際を否定されましたね?』と聞くと、板野は『え~、あ、私じゃないですけどね』と答え、書いたのは自分ではなくてスタッフということを強調していました。困惑を見せる板野に向かって、さらにリポーターは『交際はしていないんですよね?』と質問すると、板野は『真実はそれなので』と歯切れ悪くコメント。
最後も、『真実が伝えられて良かったですね?』とのリポーターの言葉には『それは……伝えられてよかった……です」と答えるたびに目が泳いでおり、明らかに動揺していました。『破局と交際否定声明は自分の本意ではない』という板野の心の叫びが聞こえてくるようで、見ていてとても痛々しかったです」

●不自然なストーリー

 4月27日付「スポニチアネックス」記事によれば、TAKAHIROと武井の関係が親密になり始めたのは、板野との交際否定コメント直後、今年1月の海外ロケであり、今年に入り2人が知人を交え食事をする姿がたびたび目撃されていたという。別の週刊誌記者が語る。

「今回の熱愛報道を受け双方の所属事務所は『連ドラの共演者で交際ではありません』と同じ内容のコメントを出していることから、事務所同士で口裏を合わせていることは明らかです。LDHは板野との交際中は完全無視を貫き、破局後に完全否定コメントを発表したのとは対照的に、武井との件では所属タレントの熱愛否定にしては非常に弱いトーンのコメントを出しており、記者の間では“事実上の交際肯定”と受け止める向きも多いです」

 さらに別の週刊誌記者も、昨年以降の一連の報道、そしてTAKAHIROサイドの動きに違和感を示す。

「『昨年末に板野と破局→今年1月に交際否定→直後に武井と急接近→4月に武井との交際報道→事務所が“事実上の肯定”とも受け取れる弱い否定コメント』というストーリーは、あまりに出来すぎです。TAKAHIROサイドの周到なメディア誘導の匂いさえ感じます。そもそもTAKAHIROとの熱愛報道のたびに板野のブログへEXILEファンの攻撃が殺到するなど、EXILEファン、そしてLDHが板野との交際をよく思っていなかったのは明らかで、イメージダウンも懸念されていました。真相としては、昨年1~3月に放送された連ドラで武井と親密になったTAKAHIROが、そんな板野と別れて正式に武井との交際をスタートさせ、その報告を受けていたLDHが今年1月の“板野との結婚秒読み報道”を利用して、きっぱりと板野との交際否定を宣言したとみるのが自然です。つまり、『イメージのいい武井との交際ならOK』と事務所がお墨付きを与えたようなものです。これでは、さんざん無視された挙句に交際否定コメントまで出された板野がかわいいそうですよ。TAKAHIROは板野を捨てたと批判されても仕方ないでしょう」

 果たしてTAKAHIROサイドが板野との交際をあれだけ明確に否定した裏には、本命・武井の存在があったからなのだろうか。
今回の報道を、板野はいったいどういう気持ちで受け止めているのか。
(文=編集部)

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