一昨年9月、元AKB48で女優・歌手の前田敦子との熱愛が報じられたのを機に、一気に注目を集めることになった歌舞伎俳優の尾上松也。「交際は継続しているが、結婚に対しては双方のあいまいな様子をみせている」(週刊誌記者)という。
2013年11月には松也の母で宝塚出身の元女優、河合盛恵さんが週刊誌の直撃取材に「(結婚するなら)明日にでもOK」とコメントしたことから、前田が“梨園の嫁”になる日が近いとの見方が一気に広まった。しかしその一方、昨年7月には松也がラジオ局プロデューサーの年上女性との車内キスを報じられ、その後はたびたび破局説も流れたが、週刊誌記者が語る。
「前田はAKBを12年に卒業して以降、女優活動に邁進中。一方の松也も歌舞伎だけに限らずテレビ番組やイベントなどにひっぱりだこで、芸能界、歌舞伎界ともに自身の存在感をアピールするためには今が正念場。当の本人たちは結婚どころではない様子です。前田は卒業後の2年間で計8本の映画に出演。現在公開中である話題の映画『イニシエーション・ラブ』でもヒロイン役を見事に演じ切っています。松也も、もともと映画やテレビドラマへの出演を希望していたこともあり、最近ではイベントやバラエティ番組などへの出演も急激に増え、今月から上演されているミュージカル『エリザベート』にも準主役級の役で初挑戦しています。ふたりともようやく本業に脂が乗り始めた時期だけに、まだ結婚できない状況が続いているようです」
そんな松也は今月9日、『エリザベート』稽古前に行われた会見に、共演者で高校の後輩として公私ともに親交のある俳優、城田優と一緒に登場した。
「会見で松也は、いつも仕事の依頼があった時は受けるべきか断るべきかを城田に相談すると明かし、今回も『優がやるならやろう』と決断したと語っていました。また、城田が自主的に行っている筋トレに誘われても、『用事がある』と断っていたことを冗談話のように話していました」(演劇専門誌記者)
また、この日の会見について舞台関係者は語る。
「今回は2人だけではなく主人公エリザベートを演じる宝塚出身の女優や、ミュージカル界のプリンスこと井上芳雄さんも一緒だったので、報道陣による囲み取材は設定されませんでした。
さらに、現場にいたスポーツ紙記者は語る。
「民放テレビ局の女性リポーターが来ていたので、通常であれば松也に前田との交際の状況や結婚の見通しなどについて質問するところですが、結局触れられず。もうメディアも松也と前田の交際に興味を失っているのかもしれません」
前出の演劇専門誌記者は、「歌舞伎関係者の間では松也に対し、『根っからの遊び人』『周囲の期待に応えるためにも、もう少しまじめに歌舞伎に取り組んでほしい』との不満の声が多いのも事実です」と語るが、松也はこれまで以上に本業での活躍が試されることになりそうだ。
(文=編集部)