一流のスポーツ選手ともなれば数千万円の年収は当たり前になり、そして自然と一流の女性と出会う機会も増える。

 プロ野球選手でいえばイチローやマーくんのようにアナウンサーやアイドルとの結婚が多いが、昨年あたりから人気タレントやアイドルと結婚しているスポーツ選手が増えているのをご存じだろうか。

それが競艇選手、つまりボートレーサーだ。

 競艇は競馬ほど話題性はないものの立派な公営ギャンブル。年間1兆円規模の市場を持ち、365日日本のどこかがで開催されている。最も格式の高いSGレース・グランプリの優勝賞金は1億円にもなり、競馬と違って賞金は本人が総取りだからやりがいも違うだろう(競馬の騎手は賞金の5%)。

 そのトップ選手ともなれば年収1億円を超えるような選手はざらにおり、しかも選手寿命の短い野球選手やサッカー選手と比較して50代でもバリバリ現役トップクラスでいられるのも特徴だ。

 そんな人気ボートレーサーの結婚相手は女性レーサーが圧倒的に多いが、ここ数年はアイドルやタレントと結婚するケースが増えてきたのだ。

 昨年6月にグラビアアイドルの秋山莉奈が生涯獲得賞金1億円、2016年もここまで1000万円以上を稼いでいるトップレーサー後藤翔之と結婚。

 さらに7月にも元SDN48の近藤さや香が8歳年下の馬場剛とできちゃった婚。こちらはまだ500万円ほどの賞金でしかないが、まだデビュー4年目の若手、それでも年間1000万円超えのペースだ。

 さらに元グラビアアイドルで政治家でもある佐々木りえは中野次郎、元グラビアアイドルの片岡未来と郷原章平などアイドルとボートレーサーの相性はいいようだ。

 実際にトップクラスの競艇選手でイケメンともなればモテるのは確実。全国の競艇場には人気選手の追っかけもいて、以前の「おじさんだけの賭博場」といった雰囲気は感じられない。


「頑張れば50歳代でもトップ選手でいられる競艇選手は、生涯獲得賞金34億円以上を稼いでいる松井繁選手のようにスポーツ選手の中でもケタ外れです。また野球選手やサッカーの選手と違って競艇選手は主催者の拘束時間が多く、家族で過ごせる時間は非常に短い。逆に言えば旦那は遊ぶ暇もなく賞金の使いどころは少ないんですよ。その分が貯金できるっていう話も聞きますね。奥さんからすれば旦那が遊びにくい職業なのは歓迎材料でしょう」

 と関係者はその内情について語ってくれた。レーサーは開催中は主催者が指定する施設に隔離され、スマートフォンも取り上げられるなど外部との連絡が遮断される。トップレーサーになれば全国から斡旋と呼ばれる「出場依頼」を受け、毎週どこかの競艇場に遠征している。つまり一流選手になればなるほど主催者の拘束時間が多く、遊ぶ時間も少ないのだ。

 競艇選手は現在1602名がいるが、そのうち男性は約1400名。まだ若手ながら年間獲得賞金1億円クラスの独身イケメンレーサーも数多くいるが、そんな選手に二流タレントを売り込む合コンの話もあるという。

「競艇選手サイドから声をかける機会は少ないようですが、落ち目のタレント側から声をかけているみたいですね。関西拠点のアイドルグループやグラビアアイドルが特に積極的のようです」(某競艇記者)

 次に高年収イケメンレーサーを捕まえるのは誰か? すでに見えないところでレースは始まっているのかもしれない。


 なお現在愛知県の蒲郡競艇場では2016年上半期最大のレースといえる「グランドチャンピオン」が開催されている。

 このレースには今年獲得賞金4000万円を超えるイケメンレーサー達が数多く出場しており、優勝賞金はなんと2500万円と破格。競馬の日本ダービー優勝で騎手が得られる賞金は1000万円ということを考えれば、そのインパクトは絶大だ。

 6月26日には優勝者が決まるのでぜひその瞬間も注目して欲しい。なお26日の優勝戦は地上波テレビ中継やラジオ、あるいはインターネットを通じて無料中継で見ることができる。

編集部おすすめ