清原和博、高知東生など、有名人が薬物逮捕されるたびに名前が挙がる「大物芸能人X」の存在。その際に語られるのは「紅白出場」「人気バラエティの司会」「大河ドラマに多数出演」などだが、「フライデー」(講談社)などマスコミ各社も「逮捕間近」との一報を以前出していた。



 Xに関する情報が多く出回っているだけに、ネット上ではすでに「特定」もされている状況。前述の条件を満たすような芸能人は数少ないことを考えれば当然の帰結か。

「2015年公開の映画での激ヤセした姿から、Xはネット上でにわかに騒がれ始めました。今年放送のドラマでも痩せた姿が同じく話題に。ここ2年ほどで大物芸能人が何人も逮捕されているだけに、突然の変貌に疑いの声が出るのは止められないでしょうね」(記者)

 ただ、確証がないのも事実である。なぜこれほどまで騒がれるのかといえば、Xに以前から囁かれる“ウワサ”にその一端があるという話も。

「Xが相当なサディストで、歓楽街の女性に対するあまりにも危険な“プレイ”の数々で出禁になっている店が多いとか、イメージに反して暴力的というウワサは以前からありました。ただ、これは“ガセ”である可能性が極めて高い。昔某雑誌で異常なサディストと暴露された大物芸能人がいましたが、その人物の一部伏せた名前がXにも当てはまり、勘違いした読者からネットに広まり定着したというのが極めて有力。Xのイメージを考えるとあまりに衝撃的なだけに、そのまま都市伝説的に残ったのでしょう。その後も後追いで様々な情報が出てきましたが、どれも信ぴょう性の薄い『ネガキャン』の域を出ていません。そのイメージで『なら薬物も……』となってしまった部分はあるでしょう」(同)

 ネットに蔓延した「衝撃」はなかなか取り払われないということか。
ただ、それと薬物がらみとは別といえば別の話である。薬物に関してはどうなのか。

「10年以上前に心臓疾患でXは倒れています。その前にも頸椎の病にもかかっており、今年に入ってもケガをして入院するなど、Xの体は満身創痍の状態。そんな時間を長く過ごす中で、薬物を使用するしないの状態ですらないのではと思ってしまいますが……。映画関係者の中にも『冗談じゃない』とあきれ果てたコメントをする人がいます。状況的にはすべてがガセである可能性も高いですが、唯一気になるのは清原逮捕後に行われた事務所の薬物検査を頑なに拒否したという情報ですかね」(同)

 大きな誤解とタイミング、体調などによってこの疑惑が生まれてしまった側面を否定はできない。ただ、いかに親族がウワサを否定しても100%は信用できないというのが人の性である。X本人の口から、その事実が語られる時はくるのだろうか。日本人の多くが、このウワサが単なるデマであることを祈っている。

編集部おすすめ