日本時間10月2日夜に行われる仏・凱旋門賞(G1)。今年は日本ダービー馬マカヒキが日本競馬の悲願成就を目指し出走する。
期待の日本馬が2年ぶりに出走するとあって、テレビ局もしっかり「枠」を確保してくれた様子。『Mr.サンデー × スポーツLIFE HERO’SコラボSP』(フジテレビ系)の番組内にて、生中継が行われる。
『Mr.サンデー』はキャスターの宮根誠司がMCを務めるニュース番組だが、2012年、オルフェーヴルが勝利をつかむ寸前までいった凱旋門賞を中継し、興奮とショックを日本中に発信した。『スポーツLIFE HERO’S』は、フリーとなった加藤綾子が司会を務めるスポーツ番組である。
グリーンチャンネルに登録しているようなコアなファンだけでなく、ライト層や競馬をよく知らない人にも地上波であれば注目を集めやすい。ここ最近は売上含め盛り上がりを見せる競馬界としても、ここでよりファンを増やしたいところかもしれない。
そのためには出走するマカヒキの好走は不可欠なわけだが、ファンの間でもっとも心配されているのは「実況」である。
昨年は日本馬が出走せず地上波放送はなかったが、一昨年の凱旋門賞における「実況」はさすがに……という内容であった。
14年のレースには、ジャスタウェイ、ゴールドシップ、ハープスターの3頭が出走。実況はフジテレビの塩原恒夫アナウンサーであった。
塩原アナは、スタート直後から「岡部さん日本の各馬どうでしょうかここまで」と、解説である岡部幸雄氏になぜか話をふる(競馬実況ではめずらしい)などいきなり不安な滑り出し。その後は無難にまとめたものの、最後の直線がとにかく“残念”だった。
おそらく塩原アナは日本勢が直線で伸びを見せることを想定して実況を行っていたのかもしれないが、日本馬は後方からなかなか伸びてこなかった。焦ったのか「まだ届かないかッ!3頭の思いは!3頭の思いは、どうなんだ!(沈黙)」「依然としてここはッ!思いはッ! 繋がらなかった~!」でゴールイン。前を行く馬の話はゼロで、レース終了後「トレヴの2連覇です」と付け足したような感じになってしまった。
これは当時、インターネット上で大きな話題(?)となり、「これはひどい」「笑える」「先頭の実況くらいしろ」というようなコメントであふれた。塩原アナは競馬実況の際「ポエム」を読むことで有名だっただけに、日本馬がまったく上位をうかがえず「ポエム」を使えなかった結果という声もある。
今年の凱旋門賞、実況はどうなるのだろうか。12年の実況をした岡安アナは非常に良かったのだが……。
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