女優・のんが「LINEモバイル」のCMに出演している。のんがCMに出演するのは、事務所との独立騒動後初めて。
しかし、LINEといえば“ゲス不倫”から復帰したばかりのベッキーをCMに起用するなど、挑戦的な姿勢が話題。なぜ、あえて“炎上タレント”を起用するのか? テレビ局関係者はこう推測する。
「LINEは“炎上商法”をうまく活用していますよね。炎上は悪いことばかりではないんですよ。注目されるわけですから。少しの間、批判があることは確かですが、ベッキーさんやのんさんに関しては、擁護する声も増えてきたタイミングで起用しているので、キャスティング担当者の判断は素晴らしいです」(テレビ局関係者)
ベッキーは不倫相手だったバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音とのLINEのやり取りを「週刊文春」(文藝春秋)に掲載され、物議を醸した。そういった点を見ても、LINEにとってベッキーはすでに広告塔的な存在になっていたといえる。
のんの起用に関しても、LINE側は「老若男女問わず幅広い世代に愛され、女優や声優、アーティストとさまざまな活動を通して魅せる多彩な才能や表現力を持つ」と大絶賛。
確かに、23歳で演技、声優、絵画、ファッションと多岐にわたる活躍をしているのは、のんくらいではないだろうか。本人も、CM出演が決定したことについて、動画生配信サービス「LINE LIVE」の公式チャンネル「のんちゃんねる」で喜びを語っている。
ファンからも「LINEのCMののんちゃんかわいい!」「前事務所は彼女の商品価値を下げたいのかもしれないけど、むしろ事務所の評判が落ちてるだけ」「これからも、もっとテレビに出られるといいね!」「前の事務所の嫌がらせに負けないでがんばってほしい」など、応援する声が多数上がっている。
元所属事務所のレプロエンタテインメントは、のんに本名である「能年玲奈」を名乗らせない方針だが、ひたむきにがんばるのんを応援したい。
(文=編集部)