ラブラブな結婚生活を公表してきた女優のともさかりえとミュージシャンのスネオヘアーが、昨年末に離婚していた。

 3月29日、スポーツ報知の報道を受けて、ともさかがブログで報告した。

3日後の4月1日には、スネオヘアーもラジオの公開収録で公の場に姿を見せ、「さびしいですよ」「ゲス不倫したわけじゃない。1人で空回りしたの」と離婚原因をにおわせるような発言もあった。

 一方、ともさかのブログでの報告は長文にわたる。慰謝料などがない「円満離婚」であることを強調しており、離婚原因についても「音楽をつくり、うたをうたい、デリケートな心を持っている彼は、生活と仕事をきっぱり線引きできる私とは全く違う。私は母親でもあるので、常にどこか現実的な事柄に支配されて生活をしています。そのあたりのバランスが、いつしか交れなくなってしまったのかもしれません」と、芸能人にしては珍しく具体的につづっている。

 2人は、2010年の映画『アブラクサスの祭』(ビターズ・エンド)での共演がきっかけで交際に発展し、11年6月に結婚。当初はかなりのラブラブぶりで、12年にはおそろいで『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演、ともさかが地方ロケに行くときはスネオヘアーのシャツを持って行き、「旦那のにおいが好き」などとノロケまくる姿が披露され、2人が赤ちゃん言葉で会話する様子も公開された。

 それがきっかけで、その後はすっかり“バカップル”夫婦として認知されていた。円満に見えた2人の間に温度差ができたのはなぜなのか。ともさかのことをよく知る芸能関係者が語る。

「ともさかさんは、恋愛が仕事に大きく影響するタイプです。
恋愛がうまくいっていないと仕事にもやる気が出ない。事務所としては、スネオさんとの夫婦生活をバラエティ番組で公開することは、あまりよく思っていませんでしたが、仕事にやる気を出してもらうためにも、本人の意思を尊重しているようです。今は順調のようで、何よりです」

 しかし、ともさかのブログとスネオヘアーのコメントを見る限り、離婚はスネオヘアーに問題があったようにもとれる。

●過剰なラブラブアピールは前夫へのあてつけ?

 ともさかは03年4月、23歳で舞台演出家で俳優の河原雅彦氏と結婚し、25歳のときに長男をもうけたが、08年末に離婚している。ともさかの初婚時代について、彼女の恋愛事情をよく知る美容業界関係者は以下のように語る。

「2人が結婚して3年目ぐらいでしょうか。河原さんが、ある女優さんと舞台を一緒にやったことをきっかけに不倫を始めたんです。しかも、関係者の前で堂々とイチャつく姿を見せていましたから、近しい間柄の人たちにとっては公然の秘密という感じでした。

 りえちゃんは、河原さんとの離婚を発表した際に『大好きでいるために離婚した』とブログに書いていましたが、女性としてのプライドをかなり傷つけられたみたいです。離婚後、1年ほどでスネオヘアーさんと出会って、結婚後も人目を気にしないラブラブぶりは、前夫へのあてつけにも見えました」

 スネオヘアーとのラブラブ生活の公開は、前夫と彼を略奪した女優へのあてつけだったのか。どちらにしても、以前にはあったスネオヘアーへの気持ちが冷めたことには違いない。

 ともさかは離婚発表のブログで、親権を持つ長男について「何より、大人の勝手な選択の中に巻き込んでしまった息子に対しては、本当に申し訳なく思います。
12歳になった彼は、私が考える以上に大人で、それは環境が大人にさせてしまった部分も勿論あると思うのですが、それでも素直に優しく育っていて、これが何よりの救いです」と、親としての思いをつづっていたが、4月1日には「難しいお年頃に突入の男子たち」と子育ての難しさに悩む様子も見せている。

 今こそ、父親が必要な時期なのかもしれない。
(文=編集部)

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