歌手のyuiが、今年8月に離婚していたことがわかった。2015年3月末に、建築関係の会社に勤める同年代の男性と結婚。
Yuiは「YUI」名義で2005年にデビュー。デビュー曲がドラマ主題歌となり、一躍人気歌手に。その後も立て続けにヒットを飛ばして地位を不動のものとした。今でも彼女のファンは多い。
ただ、2012年の『NHK紅白歌合戦』出場後「YUI」としての活動を休止。制作における摩擦が積み重なっていったこと、またYUIというものが大きくなったことを挙げ限界を感じたという主旨の理由だった。2013年からはロックバンド『FLOWER FLOWER』のボーカルとなり、清楚なルックスから金髪へと変化し、衝撃は大きかった。2015年に結婚、同年に出産してからは、メディアの表舞台にはほぼ出てこなかった。
「今回の離婚もそうですが、彼女のメンタルを心配する声は多いです。2014年にパニック障害を診断され、今年6月に久々のライブを行うまでは思うように活動できていませんでした。
もともとデビュー当時からルックスも相まって『アイドル歌手』のポジションだった彼女ですが、本人の思い描く歌手像とは真逆だったとのこと。
その後の『FLOWER FLOWER』での活動は本人の意思が反映されたのでしょうが、結婚もして子どももいるということで、事務所もすでにプッシュしなくなりました。やはりあの『商法』だからこそ爆発的に売れていた部分は否定できません。そんな中での離婚ですし、心配の声は多くなりますよ」(記者)
事務所の戦略がガッチリはまったからこそ売れていたyui。彼女もまた、芸能界の掟に振り回された一人なのかもしれない。離婚を経て、体調も整えばメジャーな音楽活動を再開する可能性は多分にある。親権の話は出てきていないが、双子も育てなければいけないわけで......。
ただ、もう一度スターダムに立つのは極めて難しそうな「理由」がある。
「関係者評価では、ジャニーズやAKB48系を抜きにしても、yuiは『歌が下手』という声が多く"雰囲気アーティスト"と呼ばれています。あの売り出し方だからこそ聞かれていたにすぎない、なんて辛辣な意見もあり、一般の方も気づいている人は多いですよ。本人の気持ちもあるでしょうし、再びメジャーシーンというのは......」(同)
歌手としては前途多難のようだ。