今クールの連続テレビドラマで“1人勝ち”状態となっているのが、米倉涼子主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)第5シリーズだ。初回から平均視聴率20.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)のロケットスタートを切り、その後も19~20%台で推移。

米倉の貢献度が高いのはいうまでもないが、テレビ局関係者によると「それ以上に米倉も笑いが止まらないはずだ」という。

「今クールの連ドラの初回視聴率を並べてみると、最も高い数字で幕開けした『ドクターX』に次ぎ、同じテレ朝の『相棒 season16』も15.9%の好成績を収めていましたが、それでも5%もの大差があった。その後の好調ぶりからも、『ドクターX』が圧倒的で安定した支持を得ていることがわかります」(芸能記者)

 そんななか、業界関係者たちは今、同ドラマで米倉に支払われているギャラに注目しているとか。

「10月12日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は1話当たり500万円と伝えた一方、11月10日付の『東スポWeb』ではなんと1話当たり800万~1000万円とも報じている。いずれにせよ、破格のギャラであることには違いありません」(テレビ局関係者)

 しかも、テレ朝だけが彼女を特別待遇しているのではなく、実は米倉の所属事務所オスカープロモーションも、米倉を別格扱いの待遇に処しているという。

「オスカーは通常、主役級かつ米倉ほどのキャリアを持つタレントの場合、ギャラの取り分を『タレント4:オスカー6』くらいに設定しているのですが、米倉はもはや“別格”のため、『米倉7:オスカー3』としているといわれています。仮に1話当たりのギャラが500万~800万円の間を取って650万円だとした場合、米倉は455万円を手にすることになる。日本の給与所得者の平均給与が年421万6000円(平成28年度/民間給与実態統計調査)なので、米倉は『ドクターX』1話だけで普通の会社員の年収以上の額を手にしてしまうというワケです」(同)

『ドクターX』の主人公・大門未知子の決め台詞は「私、失敗しないので」だが、米倉は同ドラマで「大成功」を掴んだといえそうだ。
(文=編集部)

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