10月25日放送のテレビ番組『PON!』(日本テレビ系)でお笑いタレントの永野が、レギュラーの若手俳優に本気でビンタをしたことが批判を浴びた。

「水曜お天気お兄さん」としてレギュラー出演している松本大志は舞台『クローズZERO』で主演を務めることが決定したため、役柄の不良らしい態度で舞台を告知。

永野はこの松本の言動にイラっとしたようで、「『PONと違って役者の時は真剣になる』って、PONナメんなお前」と松本に詰め寄り、松本はあくまでコントとして永野の頬を軽く叩いたが、永野はその倍にも強いビンタで応戦。その後も複数回ビンタを繰り返したため共演者たちが止めに入った。

 インターネット上では、

「ビンタの目的が、切れ芸なのか? 本気の切れなのか伝わってこなかった」
「それにしても気分が悪い放送」
「普通に放送事故レベルだった」
「俳優の子以外は笑っていたけど、放送事故に見せないように無理に笑っていた気がする」
「永野は生放送はダメだね」

などと、視聴者の書き込みが相次いだ。テレビ業界関係者は明かす。

「売れてきたことで勘違いしてしまったのか、最近はかなり態度が悪いです。むしろ、なぜ今もテレビに出られるのか不思議なレベルですよ。生放送とかは特に怖くて、『PON!』のようにキレてしまうと本当に止め方がわからない。笑えない怒りは本当にやめてほしいです。当然ながら、業界では一斉に起用を自粛する動きが出ています」

 さらに、同じ芸人から不満も。永野は若手芸人に異様に厳しいようで、同じ番組などになった際は、かなり気を遣うという。

「同じ事務所でもないのに、いちいちいちゃもんつけてくるイメージです。もちろん、別の事務所だったとしても礼儀は大切ですよ。
でも、売れてきた芸人に対してジェラシーがひどいというか、番組としては面白くなるのが一番良いのに、若手がウケることを全然喜べない人です。ひと昔前は永野さんのような気質の芸人が多かったですが、今は芸人同士仲良く、みんなで笑いを取ろうという風潮があるため、もう永野さんの笑いは受け入れられないでしょう」

 こうした同業者たちの声を、永野はどう受け止めるのだろうか。
(文=編集部)

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