タレントの稲村亜美への中学生球児による“お触り疑惑騒動”は、インターネット上で大きな波紋を呼んだ。

 舞台は10日、東京都新宿区の神宮球場で行われた日本リトルシニア中学硬式野球協会関東連盟主催の大会の開会式。

稲村は始球式を終えた後、参加した約4000人の中学生球児に囲まれた。この動画がインターネット上に投稿されて拡散し、稲村が球児たちから痴漢行為を受けたのではないかと大騒動に発展した。12日には、大会主催者が謝罪の声明を発表。稲村は13日、所属事務所の公式サイトで「ネットで一人歩きして書かれてるいような事(痴漢行為)は、ありませんでした」(編注:原文ママ)と説明した。

「当初は“お触り”があったと勘違いされ、騒動になりましたが、稲村は野球で食べているタレント。被害を訴えて大ごとになったら、野球の仕事のオファーが激減する可能性が出てきます。稲村サイドとしては、そうした事態は望ましくはないでしょう。そもそも稲村は、初めから問題視していなかったようです。ニュースとして大きく報じられていた12日も、稲村は楽しそうにゴルフの仕事をしていたそうですから」(ワイドショー関係者)

 また、稲村はその程度のことを気にする性格的ではないと週刊誌記者はいう。

「稲村は小さいころから“男社会”で育ってきました。2人の兄がいて、長男・次男とも野球をしていて、その影響で稲村も小1から男児に交じって野球を始めました。今では“神スイング”“神ピッチング”でブレークしましたが、子どもの頃からポジションは投手で、驚くことに小6では男児を差し置いて主将だったそうです。
まさに男勝り。小中9年間、野球漬けの生活で、プレー中は当然、男児と体が軽く接触するくらいのことはあったでしょう」
 
 稲村はプロ野球の開幕を直前に控えた22日のイベントで「今季は、始球式12球団制覇」と宣言。いまだに実現していない巨人と広島での始球式挑戦を掲げていたが、それが叶うことを願いたい。
(文=編集部)

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