ニュースサイト「SmartFLASH」は5日、バルセロナ五輪(1992年)金メダリストの岩崎恭子が、妻子がいる会社役員と不倫していると報じた。その岩崎は同日、自身のブログで夫で元ラグビー日本代表の齊藤祐也と3日に離婚したと報告。

さらに不倫の事実を認め、謝罪した。記事によれば、岩崎は不倫相手とのデート時に“カツラ変装”していたというが、スポーツ紙記者は語る。

「岩崎といえば、14歳のときにバルセロナ五輪で金メダルを獲得し、あどけない表情で『今まで生きてきたなかで、一番幸せです』という名言を放ち一躍有名人になりました。そのシーンは今でも多くの人が覚えているので、不倫というイメージとのギャップの大きさに驚いた人もいるでしょう。さらに『FLASH』の記事によれば、岩崎が路上で泥酔して不倫相手にもたれかかったり、真っ昼間の車中で長時間におよびキスをしていたといいます。これまでクリーンなイメージが売りで、コメンテーターやタレントとしてテレビやイベントなどの仕事もしている岩崎にとっては、仕事面でも大きなダメージを負うことになるでしょう」

 今回、不倫が公けになった背景について、週刊誌記者は語る。

「有名人の不倫が週刊誌に報じられる場合、その8~9割は当人の配偶者からの情報提供がきっかけです。妻や夫の不倫を疑ってスマホをチェックしたところ、証拠となる情報が次々と見つかり、腹いせに週刊誌に情報を売るというかたちが多いです。今回の岩崎の件でいえば、今、世間的に注目されている人物というわけではないので、以前からマスコミが動きを張っていたとは考えにくく、岩崎の夫や不倫相手の妻が情報源である可能性もゼロではないかもしれませんね」

 一流スポーツ選手夫婦の離婚で話題になった例としては、小椋久美子(バドミントン)と山本大介(ラグビー)、伊達公子(テニス)とミハエル・クルム(自動車レース)、山本美憂(レスリング)と永島英明(ハンドボール)などが挙げられる。また、スポーツ選手とタレントの夫婦の離婚例としては、中島美嘉と清水邦広(バレーボール)、スザンヌと斉藤和巳(野球)、紗栄子とダルビッシュ有(野球)など枚挙に暇がないが、スポーツ紙記者は語る。

「人気スポーツ選手の夫婦が結婚生活を維持していくというのは、一般の人には想像がつかない独特な難しさがあります。ともに若くて選手として活躍しているときには、お互いの魅力に惹かれ合い恋も燃え上がりやすいですが、スポーツ選手はピークが過ぎて引退を迎えるのも早く、その後の身の振り方に悩むケースも多い。
そんな相手の姿をみて、輝いていた頃を知っている分だけ余計に失望を感じることもあるようです。

 また、一流のアスリートゆえにいい意味で“我”が強く“自分中心”でなければ気がすまないというタイプも多く、さらには、どうしても自分と相手の現状を比較してしまい、自分の成績が相手より低迷していると、嫉妬を抱いてしまうケースもある。そのため、年を重ねていくうちに衝突が増えるアスリート夫婦も多いようです。岩崎と齊藤の場合がどうだったのかは、わかりませんが、齊藤も『FLASH』の取材に対して現役引退がきっかけで別居生活に入ったと語っているので、一流アスリート特有の事情があったのかもしれませんね」

 岩崎には新たなパートナーとの今後の人生において、「今まで生きてきたなかで一番幸せ」といえる瞬間は訪れるのだろうか。
(文=編集部)

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