26日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、木村拓哉が家庭内で孤立していると報じた。木村は2000年に歌手の工藤静香と結婚、その後、2人の娘を授かり、次女のkoki,が今年、モデルとして華々しくデビューし話題を呼んだ。



「Koki,は、昨年発売された工藤静香のアルバムのなかで3曲、作曲を担当していますが、工藤はあるインタビューでKoki,の才能を大絶賛。デビューへの下地を整えていたことになります。そして今年5月には、『ELLE JAPON』(ハースト婦人画報社)で表紙を飾りデビューし、その発売日にスポーツニッポンはKoki,が木村の娘であると報じました。結果的にスポニチのスクープとなりましたが、実は女性誌がスポニチよりも早く嗅ぎつけ取材を進めており、その情報をつかんだKoki,サイドが、都合が悪い内容で報じられるのを懸念して、先にスポニチに報じさせたといわれています。Koki,の所属事務所の代表は工藤なので、当然ながら工藤が動いたということになります」(週刊誌記者)

 このスクープのみならず、Koki,の活動は基本的に工藤が主導しているという。

「工藤がKoki,のデビューの舞台として伝統あるファッション雑誌『ELLE』を選び、デビューのお膳立てに奔走し、その後もKoki,の“所属事務所代表兼マネージャー”として活動を取り仕切っているというのは、業界では有名な話です。『ブルガリ』や『シャネル』など高級ブランドのアンバサダーなど、大きな仕事が次々と決まりましたが、雑誌やブランド側にしてみれば、“木村の娘”ということでマスコミでも取り上げられるし、イベントにKoki,が登場すればマスコミも集まるので、それを狙ってのことでしょう。ひとまず、モデルとして幸先の良いスタートを切りましたが、早くもネタ切れ感もあり、今後はモデルとしての実力が問われることになります」(出版社関係者)

「文春」記事によれば、Koki,の売り込みに必死な工藤とは対照的に、木村はKoki,が芸能活動をすることについて沈黙を守っており、2人の間には温度差があるという。

「今年の後半、まさにkoki,がデビューしたあとぐらいから、木村と工藤の“別居説”や“離婚危機説”が流れ出し、いくつかの週刊誌が実際に取材に動いていましたが、木村が親しい知人らにこぼした家族に対する愚痴のような発言が、尾ひれがついて徐々に噂となって広まったのではないかといわれています。実際、今回の『文春』記事の内容にしても、もともとは家庭内の当人しか知り得ない情報ですし、本人が誰かに話さなければ外にバレませんよね」(別の週刊誌記者)

●木村と工藤の“距離”

 そして、こうした2人の温度差が、木村の今後の活動に悪影響を及ぼしかねないと懸念する声もある。

ジャニーズという場所にいながら売れるまで相当な苦労を経験した木村は、koki,をこういうかたちで芸能界デビューさせることに反対なのではないかといわれています。その高い人気ゆえに多くの批判にも晒されてきた木村は、親の力で娘を大々的に売り出すことの危険さを知っているし、実際にkoki,は世間から“親の七光り”という批判を受けてしまっている。
そして工藤が出しゃばれば出しゃばるほど、その批判に油を注いでいます。木村にしてみれば、大事な娘さんを、そんなかたちで世間からの批判に晒す事態を招いた工藤に対して、やはり思うところがあるのではないでしょうか。

 このほかにも、工藤はインスタグラムで木村との生活を匂わせる画像を投稿したり、koki,のインスタに木村本人を登場させたりしていますが、こうしたファンを白けさせる行為はジャニーズの御法度です。なぜ工藤の暴走をジャニーズが許しているのか不思議なくらいですが、工藤と親しいメリー喜多川副社長が一線から退いていることも影響しているのでしょう。工藤がkoki,の売り込みに成功しているのは、ひとえに木村という存在あってこそ。にもかかわらず、その木村のブランド価値を下げるような行為を続けているということに、工藤は気づくべきでしょう」(テレビ局関係者)

 木村の憂鬱は、いつまで続くのであろうか。
(文=編集部)

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