タレントのベッキーが2月13日、自身のインスタグラムを通して、元プロ野球選手・片岡治大との結婚を発表。ベッキーといえば2017年に“ゲス不倫”を起こして世間を騒がせただけに、今回の結婚発表でもさまざまな反響が巻き起こっている。



 ベッキーと「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音の不倫疑惑を最初に報じたのは、16年1月発売の「週刊文春」(文藝春秋)。報道を受けて会見を開いたベッキーは不倫を否定したものの、同誌は第2弾スクープとして川谷の妻(当時)のインタビューを掲載するなど、不倫の実態を追及した。

 一方、芸能界からはベッキーを擁護する声も上がり、実業家の堀江貴文氏はツイッターで「ほんと人間の屑の集合体だな。週刊文春」と、報道を批判。お笑い芸人の宮迫博之雨上がり決死隊)は『バイキング』(フジテレビ系)で、ベッキーと川谷が不倫を認めていないとした上で、「擁護するやろ、仲間ですから。良い子だって知ってるんで」とコメントしている。

 一連の報道のなかでセンセーショナルな話題を呼んだのが、ベッキーと川谷のLINE上のやりとりだ。会見前日のものとされ、「逆に堂々とできるキッカケになるかも」「私はそう思ってるよ!」「ありがとう文春!」「オフィシャルになるだけ!」などの発言が公開された。

 このやりとりが公開されると、インターネット上には「強い嫌悪感を持つ」「ベッキーも真っ黒だな」「これが本物なら、ベッキーは人として終わってる」「ベッキーの顔もう見たくない」といった声が溢れ返った。

 その後ベッキーは芸能活動を休止したが、休止中に関係者へ謝罪の手紙を送り、「週刊文春」にも心情を記した手紙を送付。しかし、この手紙に対して、お笑い芸人の中田敦彦オリエンタルラジオ)は「あざとく感じる」と『白熱ライブ ビビット』(TBS系)で切り捨てると、のちに宮迫が『バイキング』で「そんなひどいこと、よく言うな」と反発する展開に発展した。ベッキーは5月放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で104日ぶりにテレビ復帰を果たし、「最低なことをしてしまいました」と謝罪している。


「読売巨人軍内野守備走塁コーチの片岡治大さんと結婚いたしました」と綴ったベッキーに対して、芸能界からは祝福の声が相次いでいる。お笑い芸人・東野幸治は「本心です! マジで! おめでとう!」とツイート、近藤春菜ハリセンボン)は『スッキリ』(日本テレビ系)で「おめでとうベッキー!」と声を上げている。一方、ネット上では祝福とともに、「いろいろあったけど、人生はやり直しがきくと思う」「自分の行動で不幸になった人がいることも忘れないように」「ひとつの家庭を壊したことを考えると素直にはお祝いできない」と釘を刺すような反応も少なくない。

 軽率だった過去の行動への反省を胸に刻みつつ、ベッキーには幸せな家庭を築いてほしい。
(文=編集部)

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