4月21日に行われ、フジテレビで放送された格闘技の祭典『RIZIN.15』。格闘技ファンで知られるミュージシャンのGACKTがゲスト解説を務めたものの、酷評が相次ぎ、GACKTから“解説引退宣言”まで飛び出すことになった。
GACKTは4月22日にインスタグラムを更新し、「今回度重なる要請を受けてやったものの、ボクの話すペースは全く解説者向きじゃない。解説を本業にやってる方達にも失礼だとも思うし、技術面も話せる人がいるならボクがそれを話す必要も全くない」とコメント。続けて、「今後解説席に座ることはもうない。これで最後だ」と宣言し、「強く頼まれたこととはいえ、ボクが格闘技ファンとして客観的にボク自身を見たらボクは要らない」と綴っている。
横浜アリーナで開催された『RIZIN.15』は、キックボクサーの那須川天心選手が“フィリピンの英雄”マニー・パッキャオ氏の“刺客”と呼ばれるフリッツ・ビアグタン選手と対戦するなど、大きな注目を集めるビッグイベントであった。そんななか、GACKTは持ち味でもある低い声と落ち着いた口調で解説を展開した。
特に、RENA選手対S・ジャン・フランソワ選手戦では「スタミナのことを考えると」「スタミナが強い選手ではない」「スタミナが切れている」などと、やたら“スタミナ”を連呼。インターネット上では「上から目線な上に大したこと言ってない」「元チャンプでも経験者でもない人が選手に『スタミナがない』って言うのはどうなの」「同じこと繰り返してばかりで無能感がハンパない」と酷評されていた。
また、GACKTは試合の展開について「お互いスタミナのない選手なので、勝負は思った以上に早くつくのではないか」「なるべく早い段階で試合を終わらせにくるとみえると思うんですよ」などと、早期決着を予想していた。しかし、実際は最終3ラウンドに突入し、判定にもつれ込む展開となった。これについても、「予想も外してるし、中身のない解説だった」「真逆の試合展開で笑う」といった声が上がっている。
GACKTは昨年の大みそかに行われ、同じくフジで放送された『RIZIN.14』で試合前に「君が代」を独唱。
しかしながら、解説が酷評された後に“引退宣言”という流れに、「この潔さはGACKTらしくて良い」「『ボクは要らない』と言い切ってしまうところはさすがです」といった声がある一方で、「叩かれて“もうやらない”って逆ギレに近いよね」といった見方も。
さらに、「口調についてはRIZINもフジもはじめからわかってたはず。オファーした側にも問題がある」「GACKTは強く依頼されて断れなかったのかもしれないし、批判はフジの演出チームに向けられるべき」「視聴率稼ぎのために場違いなタレントを起用するからこういう問題が起きる」と、『RIZIN』ならびに放送局のフジに怒りの矛先が向けられている。
格闘技の祭典に思わぬケチがついてしまったが、ファンが心から楽しめるよう、次に生かしてほしい。
(文=編集部)

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