関東を中心に全国展開しているドラッグストア、“マツキヨ”こと「マツモトキヨシ」。年々競争が激化するドラッグストア業界のなかで戦ってきたマツキヨは、今や知らない人はいないといっても過言ではない存在だろう。



 マツキヨの歴史はかなり長く、その始まりは1932年に千葉県松戸市で開かれた個人薬局「松本薬舗」までさかのぼる。1951年には創業者・松本清のフルネームを冠した「薬局マツモトキヨシ」に改名し、徐々に店舗数を増やしていくと、2010年には1000店舗を突破。超大型チェーン店へと成長していったのだ。

 そんなマツキヨを運営するマツモトキヨシホールディングスは、2018年3月期の決算によると売上高は5588億7900万円で、前年同期比4.4%増。さらに営業利益は同18.1%増の335億6500万円、純利益は同13.1%増の227億5500万円と、過去最高の業績をマークしている。

 それほどまでに人々はマツキヨのお世話になっているわけだが、多くの日用品や食品が店内を彩るなかで「matsukiyo」と名づけられたオリジナルブランドも販売されていることは、もしかしたら意外と知られていないかもしれない。2015年に誕生したmatsukiyoは、どれをとっても高品質で人気があり、リピート率の高い商品ばかりだ。

 そこで今回「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」では、matsukiyoのなかから日用品にターゲットを絞り、買うべき商品5つを独断で選ばせてもらった。

【この春、買うべきマツモトキヨシの日用品5選】

●耳が痛くなりにくいマスク 大きめサイズ 10枚入/198円(税込、以下同)

 花粉症などで毎日マスクが手放せないといった人も多いのではないだろうか。そんな人にうってつけなのが、matsukiyoの「耳が痛くなりにくいマスク 大きめサイズ 10枚入」だ。

 1枚約20円という安さながら、サイズの大きさと頑丈さが人々の支持を集めている要因らしい。さらに、耳にかけるヒモの部分は柔らかく伸縮性があるため、長時間つけていても耳が痛くなりにくいのもありがたいところ。


 また、他社のマスクにはあまり見られない特徴として、鼻の部分だけでなく、マスクの中央にも横向きにワイヤーが入っている。これによって口元に空間ができやすくなり、マスクをしたときに感じられる息苦しさが軽減されるというわけだ。

●パープルショットプラス/999円

 のどの痛みや炎症だけでなく、声がかれてしまったときや口内炎の助けにもなってくれる「パープルショットプラス」も、おすすめしたい商品のひとつだ。

 こちらはスプレータイプの医薬品で、患部に直接吹きかけるだけで効果が得られるお手軽さが魅力。メントール配合のため爽快感があり、使用すればたちまちのどがスッキリするという優れものだ。

 片手にすっぽり収まるサイズ感なので持ち運びに便利だし、スプレーの先端にはフタがついていて衛生的なのも嬉しい。風が強く、まだまだ乾燥しがちなこの時期に、ぜひカバンに忍ばせてみてはいかがだろうか。

●洗たく槽クリーナー/158円

 カラフルで派手な日用品が多いなか、シンプルなデザインで好評を博しているのがmatsukiyoの「洗たく槽クリーナー」である。

 もちろん、注目されているのは見た目だけではない。洗濯槽のしつこい汚れも一発で落とすことができるとしてリピーターが続出し、一時は品薄状態になってしまったほどの人気商品なのだ。塩素系の洗剤なので、汚れを落とすだけでなく、除菌・消臭効果も期待できる。

 基本的に1回の使用で1本丸ごと使うが、洗濯槽の掃除を頻繁に行う家庭であっても、せいぜい1~2カ月に一度ではないか。
その1回をわずか158円という安さで済ませられるうえ、機能性も抜群とあって、まさに“買うべき”としかいえない逸品である。

●MKL次亜塩素酸水/498円

 続いては、キッチン周りやトイレの掃除だけでなく、床やペット用品、子どものおもちゃの除菌などにも使える「次亜塩素酸水」。ウイルス除去・除菌・消臭と、オールラウンドに活躍するスプレーなので、新生活を始めた方も1本用意しておくと重宝しそうな商品だ。

 今はシーズン外だが、この次亜塩素酸水なら、アルコール除菌では対応できないノロウイルスのような難敵に対しても効果を発揮してくれる。使用直後はやや強めの匂いが漂うが、すぐに消えるので、きちんと換気すればあまり気にならない。

 さらに、原料が食品添加物で構成されているため、口に入ったり皮膚についたりしてしまっても、少量なら問題がない。小さな子どもやペットがいる家庭でも、安心して利用できるはずだ。

●マイクロファイバーぞうきん 2枚入/198円

 これがただの雑巾だったら、2枚で198円という値段は若干高く感じられるだろうが、matsukiyoの「マイクロファイバーぞうきん 2枚入」に関しては、むしろ安いと思えてしまうだろう。

 というのもこの商品、雑巾にしてはかなり分厚く、ハンドタオルほどのサイズがあるため、とにかく使いやすいのだ。生地にはマイクロファイバー素材が採用されており、ほこりや汚れを簡単に絡め取ることが可能。吸水力もピカイチなので、食器拭きやキッチンの後片づけに活用している人が多いようだ。

 また、フックに引っかけるためのタグがついており、乾きやすく衛生的なのも高ポイント。
グレーの生地も、よくある白の雑巾とは違って汚れが目立ちにくいし、そうそう買い換えなくても済みそうだ。

 マツキヨを含め、世の中の薬局を、他社の薬や化粧品を安く入手できる店としか認識していない人も少なくないだろう。しかし、マツキヨはオリジナル商品にも力を入れており、薬局という枠にとどまらず、品質や使いやすさにこだわった日用品をいくつも取り揃えているのである。これを機に、matsukiyoというオリジナルブランドの底力を体感してみてはいかがだろうか。
(文・取材=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

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