SPEEDのメンバー・上原多香子の夫で演出家のコウカズヤ氏が、上原の元夫で2014年に自殺したミュージシャン・TENNさんを侮辱するようなツイートをしたとして、所属劇団「BuzzFestTheater」から退団処分を受けたことを発表した。同劇団以外では目立った活動をしていないコウ氏だけに、事実上活動を休止している上原と、昨年誕生したばかりの第一子の今後に心配の声が相次いでいる。
「そもそもBuzzFestの劇団員たちは、上原さんとコウさんの関係を良く思ってはいませんでした。2人の出会いは上原さんがコウさん演出の舞台に出演したことがきっかけでした。舞台をやっている最中に演出家と出演女優が深い仲になっていくことは、ないわけではありませんが、基本的には劇団のなかではNGとされる行為です。舞台の演者やスタッフで飲みに行くと、上原はお酒が入るとたちまち男性にしなだれかかったり、スキンシップをしたりするのです。大抵の男性は距離感を保つわけですが、有名人で美人の上原さんから思わせぶりな誘惑を受けて、コウさんは本気になってしまった。劇団員は2人の交際には気づいていましたが、まさかの“デキちゃった婚”ですからね。
しかも、2人の結婚が報じられたタイミングで、TENNさんが残した遺書の全文が公開され、上原さんが俳優の阿部力さんと不倫していたことや、TENNさんが子供ができないことについて上原さんに謝罪する内容が書かれていたことが公になり、コウさんの味方だった劇団員たちも後ろ指をさすようになりました。コウさんは人一倍神経質な人なのでみんな心配していましたが、まさか亡くなったTENNさんを攻めるようなツイートをしてしまうなんて。コウさんへの批難の声が劇団へ相次ぎ、騒動になったことがどうこうというより、そういうコウさんの思考にほかの劇団員も失望したというのが現状でしょう。一番信頼していた仲間たちが離れて、コウさんのメンタルが心配です」
5月12日、上原は自身のTwitter上で「母の日。母と呼ばれた日。
さらに、一般ユーザーへの返信では、TENNさんについても言及し、「うちの嫁の前の旦那さんは、ツライことがあって生きるよりも死ぬことを選んだ。それ以上でもそれ以下でもないです。ぷー」「いやいや、自殺するような子供になったら親の責任なんで、その時はそんな子供にしてしまった自分を責めますよ。ぷー」などとツイートしていた。テレビ局関係者は言う。
「コウが劇団をクビになり、TENNさんの遺書が公になって以降は活動を自粛している上原も、このまま何もしないわけにはいかないでしょう。ほとぼりが冷めた頃合いを見計らって復帰するつもりだったのでしょうが、今回の件で復帰が遠のいたのは確かです。大手スポンサーがつくテレビでの復帰は難しく、舞台などの仕事で細々とやっていくくらいの道しか考えられません」
待望だったはずの我が子を抱え、上原は今、何を思っているのだろうか。
(文=編集部)