端子にケーブルを挿すことなく充電できることで人気の「MagSafe」に似たシステムを、Googleが正式に採用します。詳細は以下から。
◆PixelがMagsafe対抗のシステム採用へ
海外メディア「Android Headlines」の報道によると、GoogleはPixel 10をワイヤレス充電規格「Qi2」に対応させるそうです。
Qi2を採用した機能は「Pixelsnap」と名付けられ、対応アクセサリーとしてQi2充電器、スタンド付き充電器、リングスタンドが販売される予定とのこと。
スタンドは現行の「Pixel Stand(第2世代)」の形を踏襲する一方、Qi2充電器はApple純正のMagSafe充電器にとても良く似ているとされており、完全に意識して作られたものと考えられます。

ただし、MagSafeのようにPixel 10本体にマグネットが内蔵されるわけではなく、Qi2マグネット搭載のケースで対応する形になるとのことです。
◆ケーブル不要のワイヤレス急速充電に対応
なお、いち早くPixelsnapの存在を明かした「Android Authority」が貿易データベースで確認した情報によると、Googleのワイヤレス充電器は「Qi2.2」と電力ロスを抑える「Magnetic Power Profile (MPP) 」に対応するとのこと。
Qi2は最大15Wなのに対してQi2.2は最大50W出力までサポートしているため、ワイヤレスで急速充電できるようになります。

MagSafeのような仕組みを採用することで、従来にない便利さを実現するPixel 10。
カメラに手を加えられる一方で本体デザインが変わらないと報じられる中、思わぬところで利便性が向上しています。
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