本日行われたMotorolaの発表会に関する情報をまとめています。詳細は以下から。
◆レビュー、速報記事
格安高性能スマホ「motorola edge 60 pro」速攻レビュー、約2倍の処理能力で多数のAI機能を使えてカメラも刷新、持ちやすく耐久性も段違いなのに価格据え置き | Buzzap!

新型格安スマホ「moto g66j」速攻レビュー、6.7インチの大画面にソニー製カメラ、軍用基準の高耐久性とIP69の防水搭載の子どもからシニアまで安心して使える機種に | Buzzap!

新型折りたたみスマホ「motorola razr 60/60 ultra」今年秋以降に国内販売へ | Buzzap!

◆発表会の様子

まずは6月1日に代表取締役社長に就任した北原秀文氏が今後の展開などについて説明。


グローバル市場で6四半期継続的に成長するMotorola。前年比だと出荷台数ベースで19%、収益ベース27%向上したほか、高価格帯のEdge、Razr(折りたたみスマホ)が特に堅調だったそうです。

razrに至ってはグローバル市場でNo.1折りたたみスマホブランドに君臨しました。


法人向けでもシェアを伸ばし、めきめきと頭角を現しています。


APEC(ベトナムなど)の新規市場開拓やAIへの投資、エコシステムの拡充を図り、さらなる成長を目指すとのことです。

そして日本市場も重要視するMotorola。今年度はグローバルで堅調なedge、razrへの注力はもちろん、今回発表する新機種も軸に2倍の成長を目指すとしています。

続いてテクニカルサポートグループの伊藤正史開発部長より製品紹介。



今回の目玉になる「motorola edge 60 pro」セールスポイントはこんな感じ。

メインカメラは画質に定評のあるソニーの「lytia 700」。独自の「moto ai」による『ユーザーが面倒に思うことを簡単に』をコンセプトにした撮影補助機能を搭載。



前機種では30倍止まりだったデジタルズームも50倍に。AIの補正により荒さも抑えられます。

特に面白いのが、事前に好みの色合いの写真をインポートさせておくことで、以降撮影の際は自動的に色彩調整を行ってくれる「Signature Style」。

Googleのベストショットのような、最高の表情で統一されたグループ写真の撮影や……

素人でも自然に美しい『ぼけ』を表現できるポートレートモード。

動き回る被写体も簡単に収められる「Action Shot」など、撮影が楽しくなるような機能が多数搭載されています。

Action Shotを実演する場面も。その実力はこちらのレビュー記事でも確認できます。



電源ボタンや独自のAIボタンで簡単に呼び出せる、GoogleのAI「Gemini」や、より専門的な検索、提案を行う「Perplexity Pro」も搭載。

Perplexity Proはソフトバンク版は半年、SIMフリーは3ヶ月無料で使えます。


さらに耐久性も1.2mの落下などに耐える「MIL-STD-810H」やIP69に対応し、大きく向上しています。

新たにシリコンアノードを採用することでバッテリーも4500から5000mAhに大型化。





大きく進化したにもかかわらず、価格は据え置きです。

エントリーモデルの「moto g66j」も大画面化やMIL-STD-810H対応など大きく進化。

それでいてこちらも価格据え置き。Motorolaの本気が伺えます。






なお、125W充電の実力を見せるべく発表会中0%から充電が行われていたmotorola edge 60 proは、22分でフルチャージが済んでいました。

最後に清水幹マーケティング部長より、日本での販売戦略を説明。


『とにもかくにもMotorolaを知ってもらう』という戦略を元に、特に女性の間での認知が大きく拡大し、ようやくスタート地点に立ったと感じているとのこと。


今年も広告塔にSnowManの目黒蓮氏を起用し、CMなどでユーザーへのさらなる訴求を図ります。


【Motorola新機種「edge 60 Pro」「moto g66j」発表会まとめ、ついに上位機種の人気も拡大で日本市場をより重視した展開へ】を全て見る
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