ベンチマークテストは散々だった一方、カメラは高評価を獲得していた「Pixel 10 Pro XL」ですが、ディスプレイの品質は『世界一』であることが明らかになりました。
ただし、トップに君臨できる期間はそう長くないかもしれません。
◆画面は非常に優れるPixel 10シリーズ
スマホのディスプレイやカメラの品質を比較・評価している「DXOMARK」のレポートによると、Pixel 10 Pro XLのディスプレイは非常に高品質であるそうです。
Pixel 10 Pro XLのディスプレイスコアはGalaxy S25 Ultraをわずかに上回る161。Pixel 10も高評価となっています。

特に優れているのが視野角で、どの角度から見ても高い輝度を維持できているとのこと。

色彩表現も強く、すべてのテスト条件下で正確で鮮明だったほか、タッチ感度も優れているとされています。

◆SamsungはGalaxy S26 Ultraで逆転へ
一方、気になる動きを見せているのがPixel 10 Pro XLが出るまで半年以上に渡って『最高のディスプレイ』と評されていたGalaxy S25 Ultraの後継機、「Galaxy S26 Ultra」。
韓国メディア「ETnews」や非常に信用性の高いIce Universe氏など複数の情報源によると、Galaxy S26 Ultraのディスプレイは以下のように進化するそうです。
・有機ELの素材セットがM13から現状最高のM14へ3年ぶりに刷新
・省電力ながら色鮮やかな表現を実現する「Color on Encapsulation(CoE)」採用
・最新の反射防止コーティング採用
Galaxy S25 Ultra時点でも他社を圧倒する品質だった反射低減や画面の見やすさが強化される上に、弱点だったタッチ感度も改善する可能性が高いため、登場すれば最高品質の評価を受けることは間違いないものとみられます。

ほかにもカメラが超強化され薄型軽量化も実現する見込みなど、バッテリー容量程度しか欠点らしい欠点が見当たらないGalaxy S26 Ultra。
ゲーム性能にさえ目をつぶればPixel 10 Pro XLも悪くない評価を得ているものの、『高性能なスマホに買い換えたい』と考えているならもう半年ほど待ってから決断した方が良さそうです。
【Pixel 10 Pro XL「世界一キレイなディスプレイ」に、転落したGalaxy S26 Ultraは省電力で超低反射の最新有機ELに刷新で首位奪還へ】を全て見る