こういうケース、けっこう聞きますが、プライベートでの関係が長続きするかどうかとなると話は別。
そんな中、一緒になって32年のゴールディ・ホーンとカート・ラッセルは特筆に値するでしょう。
32年の交際歴現在69歳のゴールディ・ホーン。近年ではケイト・ハドソンの母として知られていますが、若い頃には、ケイトと同じように、ラブコメディでキュートな魅力を振りまいていました。
ゴールディが、5歳年下のカートと初めて出会ったのは、1968年のディズニー映画『ファミリー・バンド』の撮影現場。若い頃ディズニー映画で活躍したカートに対して、ゴールディは端役の出演。この時は恋愛に至らなかったようです。
2人の交際が始まったのは、1984年『Swing Shift』での共演がきっかけ。1987年には『潮風のいたずら』で、息のあったところを見せました。
2人の間には息子がひとりおり、また、ゴールディの連れ子である、ケイトと兄のオリバーも、カートを実の父親のように感じているそう。カートの連れ子も含めて、仲の良い家族を築いています。
パートナーシップに大事な「意図」と「コミュニケーション」ゴールディ・ホーンとカート・ラッセルカートと付き合う前、2度の結婚と離婚を経験していたゴールディ。
関係を続けるのに大事なのは、結婚ではなくて、2人の相性が合うかどうか、そしてコミュニケーション。双方が関係を維持したいと思わなくてはダメね。もし、ひとりがそう思っていなければ、うまくいかないでしょう。つまり、意図がポイントなんです。
「Daily Mail」より翻訳引用
相性に加えて、一緒になってからもオープンにコミュニケートし合うこと、そしてお互いが関係を維持したいと思うかどうかが、長続きの秘訣のようです。
日々意識しているのは、「この人と一緒にいたいか」「この関係を続けたいか」「何かを与える気持ちがあるか」「どうすればパートナーシップが高められるか、そして自分はそれを望んでいるのか」ということ。この真理を定義するのは、婚姻や結婚の儀式や指輪じゃないのよ。
「redbook」より翻訳引用
確かに、形式よりも実質が大事。そう頭では分かっていても、忙しい毎日に流されがちの現代女性には、ドキッとする言葉です。
ハリウッドという特殊な環境にありながら、地に足のついた考えを持ち、それを実践しているゴールディ。人生の先輩の深い言葉に思わず唸ってしまいました。
photo by Gettyimages
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