なんて、少し短絡的でしょうか? ところが、アメリカのウェブマガジン「journal of management」によると、パートナーとセックスをした翌日は仕事の生産性が高まるというのですから驚きです。もしかすると、いま、わたしたちに必要なのは、パートナーとの充実した関係なのかもしれません。
セックスがもたらす「幸福感」は精神衛生にも効く?仕事の生産性を上げるためには、効率を考えたり、目の前のタスクにとことん向き合うことももちろん必要ですが、根本的な解決への近道はズバリ、精神衛生を健全に保つこと。そこでカギとなるのが充実した性生活というわけです。
journal of managementでは、159人の既婚者を対象に、2週間に2回その日の気分を調査。その結果、セックスをした翌日は、職場でも満足感や仕事に取り組む姿勢が強くなることが判明。ちなみに、女性のみならず男性も同じ結果に。
実はセックスは、単に性欲の解消や愛情表現では片付けられない行為であることをご存知でしょうか? 雑誌でも「セックスでキレイになる or 痩せる」なんて特集が組まれていますよね。これには科学的根拠があるようで、ストレスの緩和、カロリー消費、自尊心の向上などの効果が得られるとも言われています。
忙しさと性生活の乏しさは比例するjournal of managementの研究によると、定時に帰宅できない人たちは、性生活が乏しくなりがちなのだとか。
ここでちょっと興味深い事例をご紹介しましょう。スウェーデンの小さな町の役場では、ある職員が「職員が執務中のどこかで好きな時間を1時間選び、パートナーを会えるようにしてほしい」と主張しているそうです。現実的ではないと一蹴されそうですが、パートナーと過ごすことでその後の仕事の生産性が上がるのであれば、あながち非現実的とは言い切れないのかもしれません。
仕事のストレスや悩みをセックスで解消するなんて、淑女たるものそんなことはできない! と構えるのではなく、精神衛生を良好に保つためにパートナーとの時間を大切にすると考えてみてみましょう。もちろん、セックスは2人の関係を良好にし、相手の温度を感じることで愛情を確認することもできる行為です。
健全な性生活は仕事にもプラスに働く──。スランプを抱えているいまだからこそ、パートナーと充実したセックスを楽しんでみてはいかが?
[ライフハッカー[日本版]]
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