2024年6月、PR・コミュニケーションを手がけるサニーサイドアップグループが、社会や環境に配慮した公益性の高い企業を評価する国際的な認証制度「B CorporationTM (以下「B Corp」)」認証を取得した。日本では42社目の取得となる。
B Corpとは、米国を拠点とする非営利団体B Labが運営する国際認証制度。「B」は「Benefit for all (あらゆるものにとって利益があること)」を意味し、金銭的な利益だけではなく、社会、環境、従業員、顧客など、すべてのステークホルダーに対する利益を表し、それらに対するパフォーマンス、説明責任、透明性、持続可能性などにおいて、B Labが設定する5つのカテゴリー(ガバナンス・従業員・地域社会・地球環境・顧客)から成る200を超える厳しい基準(B Impact AssessmentTM)を満たした「社会や環境に配慮した公益性の高い企業」に与えられる認証となる。
多岐にわたるソーシャルグッドな取り組みを展開
サニーサイドアップグループはPR・コミュニケーショングループとして、SDGs(持続可能な開発目標)が採択される以前から、貧困撲滅の世界的アドボカシー活動「ホワイトバンドプロジェクト」をはじめ、社会課題解決を目的とした多くのプロジェクトを手がけてきた。
その後、SDGsやESGに続き、「サステナビリティ=持続可能性」が世界の共通理念として掲げられ、企業には単体の利益だけでなく、社会課題解決に寄与する公益性が求められるようになった。
そのような中、サニーサイドアップグループは持続可能な社会の実現に向けて、コミュニケーションの力を活用し社会課題解決事業を担う「株式会社グッドアンドカンパニー」の設立や、“社会課題解決策の共創・実現”を目指す「ソーシャルグッド推進室」の開設。さらには、SDGsやソーシャルアクションを実践するための企業PR術をまとめた書籍『2030年を生き抜く会社のSDGs』の発行、社会課題解決に取り組む企業に対して出資・事業化支援を行うコーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)「ソーシャルグッド・ベンチャーズ」を設立するなど、より良い社会の実現に向け、多岐にわたるソーシャルグッドな取り組みを展開している。
そこで、企業としての社会的責任を「ガバナンス・従業員・地域社会・環境・顧客」という多角的な視点で見直し、持続可能な社会を実現するためのアクションを顕在化することで、より一層、社会や環境に貢献する「たのしいさわぎ」をおこし続けることができると考え、今回のB Corp認証の取得に至った。
サニーサイドアップグループ代表取締役社⻑の次原悦子さんは、次のようにコメント。
「創業以来、『なにかできること、ひとつ』という想いを胸に、『地球環境や社会にとって少しでも良いこと』に率先して挑戦し、PR・コミュニケーションの力で、多くのソーシャルムーブメントを創出してきました。今回のB Corp認証の取得を機に、当社がこれまで40年かけて培ってきたDNAと、ソーシャルグッドへの想いをさらに具現化し、サステナビリティを体現する企業として、社会を少し明るくするような「たのしいさわぎ」で明日の希望を創り出していきます」(次原さん)
これからも、サニーサイドアップグループは、社会や環境への公益性を重視し、世の中に貢献するPR・コミュニケーション企業として、さらには、ビジネスを通じて社会をより良くすることを目指すコミュニティ企業の一員として、日本のみならず世界のサステナビリティ推進の一助となるべく、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に向けた取り組みをさらに推進していく。
(当記事はMASHING UP賛助会員の活動を伝えるものです。)
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