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今回は、ジェンダーニュートラルで、環境配慮されたヴィーガン・フレグランスという、新時代を象徴する「シーケー エブリワン」

新時代に向け、名香が新たな物語を紡ぎはじめた

1990年代、時代に先駆けてユニセックスを打ち出し、鮮烈なデビューを飾った「カルバン クライン」の名香「シーケーワン」が、新たな香りの物語をスタートさせた。性別のみならず、境界にも、定義にもとらわれない、みずみずしいマインドにインスパイアされて生まれた「シーケー エブリワン」だ。

オーガニックオレンジオイルによるみずみずしさのなかに、シダーウッドによる色気も感じさせる、バランスのとれた香り。カルバン クライン シーケー エブリワン オードトワレ100ml 8,100円(税別)。

環境に配慮したボトルとパッケージ

本新製品でまず注目したいのは、ボトルとパッケージ。透明ガラスボトルにはリサイクル素材が10%使用されていて、スプレーノズルとゴムバンドを取り外せばリサイクルが可能。またアウターボックスにも、リサイクル素材が30%使用されている。

カルバン クラインといえば、2019年、米国のリサイクル推進プロジェクトと連携し、商品包装に包装リサイクル方法を記載する取り組みを実施するなど、ファッションのサスティナブル化に乗り出し中。シーケー エブリワンのボトルとパッケージにリサイクル素材を配したのは、このアパレルの動きに連動したもので、消費者のリサイクル意識を高めることが狙いだ。

ボトルにはカルバン クラインを象徴するアンダーウェアのウェストバンドを模したゴムバンドがあしらわれている。取り外して再利用することが可能。

天然由来成分を高配合したクリーンな香り

また、香料に天然由来成分を79%用いたヴィーガン・フレグランスである点も、本製品の特徴。刺激的な高揚感をもたらすオーガニックオレンジオイルを中心に、フルーティーアコードや力強いシダーウッドのベースノートと組み合わせられている。

天然由来香料と聞くと、香りの立ち方や持ちが弱そうなイメージがある。

が、それは香料の種類や組み合わせによって変わるという。今回、調香を手がけたのは世界的な調香師、アルベルト・モリヤス(シーケーワンの調香も彼が手がけている)。彼が長年の経験とセンスに基づき、本製品において特に慎重にセレクトしたというのが、天然由来香料以外の21%の部分。天然由来香料の香りを引き立て、リッチで印象深い香りとなるよう、そしてさらに持続性・安定性を確保できるよう、追求したのだそう。こうしてクリーンでありながら甘くセンシュアルで、挑発的なエッジィさをも併せ持つ、ジェンダーを問わない香りを導き出した。

「シーケー エブリワンをまとえば、100%自分らしくいられる。新しい時代の理想を反映したフレグランスです」(アルベルト・モリヤス)

環境配慮、ヴィーガンに、ジェンダーニュートラル。まさにこれからの時代を象徴するようなフレグランスの誕生だ。

カルバン クライン

電話:0120-005-130(ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部)※受付時間10:00~16:00※ブルーベル・ジャパン公式フレグランスサイト「ラトリエ デ パルファム」限定発売

ラトリエ デ パルファム

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