任期満了に伴う銚子市長選は27日投開票され、無所属で現職の越川信一氏(63)が無所属新人3人を退け、4回目の当選を決めた。投票率は47・34%で前回の50・93%を3・59ポイント下回った。
当日有権者数は4万5975人(男2万2255人、女2万3720人)。
 越川市政評価や人口減少対応を巡り激しい争いになった。越川氏は財政再建をはじめとする3期12年の実績を示し、子育て支援や銚子沖洋上風力発電実現の公約をアピール。「二度と財政危機に陥らせない」「銚子のまちをもっと磨いて次世代に引き渡す」と継続を訴え、広く支持を集めた。
 元市教育長の石川善昭氏(71)は「停滞から脱却」、元市議の石上允康氏(79)は「希望の持てるまちづくり」を掲げて市政刷新を求めたが及ばず。元千葉科学大学教授の黒木尚長氏(65)は浸透しなかった。
 市議補選(欠員1)も市長選と同日程で行われた。
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