国民民主党県連に所属していた地方議員がパワーハラスメントなどを理由に相次いで離党届を提出した問題で、同党が24日の両院議員総会で竹詰仁・千葉県連代表を党倫理委員長から交代させたことが28日、分かった。問題を巡り、竹詰氏も調査対象の1人となっていた。
後任は鈴木義弘衆院議員(埼玉14区)。
 同党県連を巡っては、昨夏以降に、工藤由紀子浦安市議、石崎英幸市川市議、都築真理子印西市議、榎本怜県議(野田市選挙区)の4人の地方議員が離党届を提出。うち2人には「同僚議員や支援団体等への誹謗(ひぼう)中傷および活動不履行等の反党行為」があったとして、県連が離党勧告していた。
 岡野純子衆院議員(比例南関東)や天野行雄県連幹事長からパワハラを受けたと訴える議員もいた。同党では党ハラスメント対策委員会と党倫理委員会が合同で事実関係を調査している。
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