四街道市は1日、ふるさと納税の返礼品で発送した白いブランドイチゴ「天使の実」が、実際は別の品種だったと発表した。「天使の実」が1粒1800円程度の希少なイチゴなのに対し、別品種と判明した「天使のいちご」は1粒300円程度。
2022~24年度に39件の申し込みがあり、15万3750円に相当する分が寄付者に届けられた。
 市によると、市内の農家「シエルファーム」が「天使のいちご」を「天使の実」と誤認したまま栽培。返礼品にも間違ったまま登録されていた。今年4月に「天使の実は佐賀県内でのみ栽培している。四街道市で取り扱っているものについて教えてほしい」と問い合わせがあり判明した。
 市は寄付者におわびの文書を発送済みで、シエルファームからも来季の収穫時期に改めてイチゴを送る予定。今後、事業者から新規返礼品の応募があった際には、応募内容を裏付ける資料の提示を求めるなどし、再発防止に努めるとした。
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