市によると、代替行事は1年遅れの22年2月に予定していたが、再びコロナの影響で延期に。この際の参加対象者へのアンケート結果を反映し、25歳を迎える年に開くことになった。当時の成人式対象者(591人)に市ホームページなどで参加を呼びかけた。
会場はスーツ姿や華やかな服装の参加者で彩られ、中学時代の同級生との再会を喜び合ったり、写真撮影したりする笑顔であふれた。都内から参加した薬剤師の伊藤綾那さん(24)は「久しぶりにみんなに会えるので楽しみだった。新社会人で働いているのでパワーをもらって頑張りたい」と声を弾ませた。
式典では米本弥一郎市長のあいさつに続き、中学校生活の思い出写真や恩師のメッセージをまとめたスライドを上映。地元団体の鳴り物披露や同市出身アイドル「ゆり丸」さんのライブのほか、参加者の市職員2人が仕事に励む決意などをステージで語った。