修学旅行での万博訪問を巡っては、会場でのメタンガス検知を受け、一宮町が町立一宮中の訪問を取りやめると発表。
習志野市教委の担当者は「下見の際に、熱中症対策や混雑状況に課題があったことから各校で判断した」と話した。
会見で熊谷知事は、各学校の判断としつつ「世界各国の歴史や文化を座学ではなく、実感できる場面はそう多くない」と万博の意義を説明。「修学旅行の行き先の一つとしてふさわしい」との認識を示した。
また、熊谷知事は大型連休を利用して家族と万博を訪れたことを明かし「各国のパビリオンへのデザインのこだわりを見ることができて、さまざまな刺激が得られるイベントだった」と指摘。「個人としては子どもたちに見せるべきと実感した」と話した。一方で、予約アプリの使いづらさや入り口の混雑などの課題も指摘した。